2014.05.11
薫風爽やかな平成26年4月26日、華厳宗大本山東大寺様において全日本仏教青年会主催、東大寺・南都二六会共催のもと『仏法興隆花まつり千僧法要~統合の祈り。世界平和すべての安穏のために~』が執り行われました。
当日は汗ばむ陽気の中、全国曹洞宗青年会より68名、総勢400名を超える僧侶が宗派団体の垣根を越えて集まり、金峯山青年僧の会による法螺吹奏の先導のもと、金鐘会館から南大門を通り大仏殿を目指し練り歩きました。
法要に先立ち40周年記念事業実行委員会から各宗派参加者へ大般若の転読作法の説明を行い、開催地である奈良県曹洞宗青年会の丸子道仁会長らが中心となって『花祭りセット』を東大寺参拝者に配布し周知を行った上で、大仏殿において法要が執り行われました。大仏殿での法要は、全日本仏教青年会 伊東政浩理事長が導師を務められ、各加盟団体が参加しての法要が執り行われました。天台仏教青年連盟により声明・散華が行われ、緩やかな声明の響きにあわせて須弥壇上より鮮やかな5色の散華が撒かれました。引き続き全国曹洞宗青年会 岩崎哲秀副会長の挙経により般若心経をお唱えし、東大寺様に納経された大般若経600巻による転読、妙法蓮華経観世音普門品偈をお唱えしたのち、全国日蓮宗青年会による木剣が行われました。東日本大震災および世界全国各地災害の復興祈願と世界平和、すべての方々の安穏への想いを宗派個人の垣根を越え、ひとつの祈りとして法要は大円成いたしました。
大仏殿での法要を終え、中門外で記念写真を撮影した後、場所を移しアショカピラー宝塔前法要が執り行われました。導師を南都二六会会長が務められ、大衆は読経中に焼香ならびに誕生仏に甘茶をかけ花まつりを祝い、仏法興隆を祈願しました。
天台仏教青年連盟
金峯山青年僧の会
和宗仏教青年連盟
全真言宗青年連盟
全国浄土宗青年会
融通念佛宗青年会
臨済宗青年僧の会
全国曹洞宗青年会
全国日蓮宗青年会
埼玉県仏教青年会
神奈川県仏教青年会
大阪府仏教青年会
(一社)神戸青年仏教徒会
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