12月12日(金)、愛知学院大学にて精進料理教室「味来食堂~僧食を学ぼう~」を開催いたしました。午前、午後の二部に分かれ、80人もの学生の皆様にご参加いただきました。


今回の献立は、小豆とさつまいも粥、精進出汁がら入りけんちん汁、飛龍頭の含め煮、豆腐寒天でした。精進出汁を取ったあとの昆布、大豆、椎茸、かんぴょうが、けんちん汁の具になっています。


調理のあとは、実食です。五観の偈をお唱えしてから美味しくいただきました。


食事の途中には、講師を務めた磯江教化委員長から、皮や切れ端も大切にする食材との向き合い方についてのお話しがありました。


食事の後には椅子坐禅を行うことで、禅と料理の結びつきについて理解を深めていただきました。


一つ一つの食材を感謝の心を持って丁寧に調理し、余すことなく活用する精進料理の心を、実践を通じて学んでいただきました。


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