【創立50周年記念事業】大本山永平寺 報恩拝登

2024.11.28

令和6年11月21日、創立50周年記念事業として大本山永平寺報恩拝登が行われました。

全国曹洞宗青年会は昭和50年に発会し、現第25期で創立50周年を迎えております。第25期スローガン『結集想いを結び合わせ、未来へ』のもと、創立からの歴史と、活動に関わられた先輩方の想いを受け継ぎ、さらに次の代に伝えるために記念事業を展開しております。

両大本山は、青年僧侶としてはもちろん青年会を卒会された諸先輩にとっても、背筋を正し一層の決意と共に初心に戻れる特別な存在です。創立50周年という節目に全国青年僧侶相集い、一同に両大本山に拝登し、法灯途切れず青年会活動できることへの報恩感謝と、未来に向けての新たなる誓いをいたしました。

大本山永平寺に結集した本年は、僧堂内単において坐禅を行いました。これは永平寺様のご厚意によって実現したことで、永平寺安居経験者にとっては懐かしの坐禅となり、また、その他の僧堂安居経験者にとっては貴重な坐禅となりました。それぞれの僧侶が自らの原点に立ち返った大変貴重な時間となりました。

坐禅後、法堂にて創立50周年報恩諷経、さらには絶えない戦争や自然災害での物故者への供養を行い、世界の安寧を願う世界平和大施食諷経を心を一つに行じました。導師は全曹青会長田ノ口太悟師が行わせていただきました。全国の加盟曹青会より、法堂を埋め尽くすほどのご参加をいただき、まさに今期スローガンの”結集”にふさわしい時間を共有することができました。