【参加報告】瑩山紹瑾禅師700回大遠忌「ぜんのきらめき」

令和5年10月29日（日）、石川県輪島市の大本山總持寺祖院にて「瑩山紹瑾禅師700回大遠忌『ぜんのきらめき』」が開催されました。

總持寺祖院山門にて、デジタルアートと三重県曹洞宗青年会和太鼓集団「鼓司（くす）」による奉納演奏が行われ、美しい音色と温かみのある光が秋の夜を彩り、訪れた多くの方々を魅了していました。

「仏教讃歌のしらべ」が同時開催され、ピアノ伴奏に合わせた梅花流詠讃歌の奉詠により、会場が厳かな空気に包まれました。

門前では全国曹洞宗青年会の頒布ブースが展開されました。初の試みとして、全国の銘菓と輪島市の飲料を提供した行茶ブースを設けました。参拝に訪れた方や門前の方に全国曹洞宗青年会の活動を知っていただくと同時に、交流や親睦を深めることができました。

時折雨が降る肌寒い陽気でしたが、それを吹き飛ばすかのような熱気で賑わっていました。来年に瑩山禅師の大遠忌を控える中、曹洞宗を広める礎を築いた總持寺祖院の偉大さを再認識する一日でした。