2011.03.19
《 福島県郡山市:傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
報告:瀧澤勝俊師(全曹青事務局次長)
活動日:5月9日(月)午後2時~午後5時
活動場所:県立郡山少年自然の家(避難者:約70名程)
活動内容:傾聴ボランティア(行茶)活動
参加者:新潟県曹洞宗青年会(九里悠禅師、渡邉孝顕師、生沼宏禅師、槇東契師)4名、
福島県曹洞宗青年会(木町元秀師、鬼生田顕英師、佐藤佳行師)3名
合計7名
○報告
・はじめに鬼生田師と落語仲間2名による落語が披露された。避難所の方に大好評で、笑いが絶えず、また来てほしいという声が多く聞かれた。
・先行きの見えない不安、放射能への不安も多かった。
・身近で避難生活の中亡くなる方がいる。Aさん(大正9生)の息子さん(昭和8生)が亡くなり菩提寺で納骨してきたという。政府への対応に対する不安が強い事が改めて伺えた。
・20km圏内の一時帰宅が始まり安堵の声が聞かれた。
・甘いものより漬物の人気の方が高かった。やはり年配の方の方が多い。
○所感
・不便な中でも明るく話してくれた事がうれしかった。
・避難者の方から「見られている」事を感じた。できるだけ盛り上げたり、逆に素で接する事に心がけた。震災の話をするのも重要だが相手を楽しませたり、なごます話の方が重要なのかもしれない。同じ気持ちで接すれば気持ちは伝わる事を知った。
《 福島県郡山市:傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
報告:瀧澤勝俊師(全曹青事務局次長)
活動日:5月9日(月)午後2時~午後4時半
活動場所:郡山市立青少年会館(避難者:約130名程)
活動内容:傾聴ボランティア(行茶)活動
参加者:福島県曹青会(鹿山貴裕師、浦上清隆師、瀧澤次長)3名、山口曹青会(大野泰生師、清成良知師)2名、
石川曹青会(星野正親師、蒲田敬章師)2名
合計7名
○避難所情報
・富岡町、浪江町、川内村など原発30km圏内からの避難者。数々の避難所を転々として現在地に至っている方が多い。
・1人~8人の個室で浴場も備えてあるのである程度のプライベートは保たれている。
○報告
・初めての行茶で避難者の方に戸惑いも見られた。
・天気も良かったので外出している方も多かった。
・石川曹青の方が持ってこられた「能登からのメッセージ」という能登の方々からのメッセージを大きな旗に仕立てたものを見た避難所の方々は「とても勇気づけられた」「何らかの形で返していきたい」と感激されていた。
・各々生活に慣れてはきているが感じ方は様々。中3の男子は、前にいた高校の体育館の避難所の方が良かったという。仕切りもなく誰とでも気軽に話せたが、今はプライバシーがある分話しづらい環境になってしまった。
・お坊さんという事が分かると色々話し出してくれたような気がした。
・2時間程度の活動だったが、中には1時間近くゆっくりしていかれる方もいて落ち着いた時間を過ごす事が出来たと思う。
・3時過ぎには小中学生が下校。オレンジジュースが大好評だった。
○所感
・活動場所が少し奥まった部屋だったので入りづらそうな人が多く、周知する事が難しかった。
・年齢が幼い子供たちも多く、遊べるような内容も必要かと感じた。
・まだまだ話し足りなさそうな方が何人かいた。継続した活動が必要かとも感じた。
・夏場にかけ、冷たい飲み物や氷の準備が必要だと感じた。
○今後の活動予定
・活動場所を部屋からホールに移動できないか交渉していく。
《 岩手県宮古市・山田町 活動報告(4月30日~5月2日) 》
報告:巖 晃司師(岐阜県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月30日(日)~ 5月2日(火)
活動場所:岩手県下閉伊郡山田町 船越保育園 (約40名の避難所)
岩手県宮古市 グリーンピア三陸みやこ (約600名の避難所)
目的・活動内容
・物資配送
・子どもの遊び相手
・傾聴
・食事配膳、掃除等避難所運営の手伝い
・物資の仕分け
参加者:岐阜県曹洞宗青年会(志比道栄師、巖 晃司師) 計2名
○レポート
【岩手県下閉伊郡山田町 船越保育園 (約40名の避難所)】4/30~5/1午前
・ハイエースレンタカーに生活物資、自炊用食料、子供用お菓子や遊び道具等支援物資を積み移動。
・物資は船越保育園で必要なものを選んでもらい、残りは山田町のボランティアセンターへ。
・沿岸部の被災状況調査。
・避難所で一泊二日生活を共にさせてもらった。
・同保育園で避難生活中の海蔵寺様から被災状況や現状について伺う。
・被災当初は何もなく葬儀をあげられなかったが、現在1日3件程の葬儀を間に合わせではあるが行う事ができるようになった為、連日対応に追われている。
・避難する時に最近の過去帳は持ちだした。古いものは流されてしまった。
・壇信徒の状況の把握が難しい。壇信徒がお寺を訪ねてきてもそこには伽藍がない為、仮のプレハブを建て寺務ができるようにすることが必要。
・和歌山県からのスタッフと共に、避難所の掃除、物資の整理等行う。
・15名程の子どもたちが入所中。学校は再会したが休日だったため、子供たちとの遊びで多くの時間を過ごした。
・スナッグゴルフジャパンの協力で、スクールゴルフセットを避難所へ寄贈。ゴルフ遊び。
・ポップコーン機で即席の屋台を作り、お花見。
・大スクリーンでテレビゲーム遊び。
・同じく大スクリーンで映画観賞(トイ・ストーリー3)
・当番制で食事当番が決まっており、朝食と昼食は自炊。夜はお弁当が届く。
・お風呂は自衛隊が設置する山田高校内のお風呂に入浴。
【岩手県宮古市 グリーンピア三陸みやこ (約600名の避難所)】 5/1午後~5/2
・ダンボールで仕切られた区画に400名を超える避難者が生活中。
・以前に佐賀県の青年会の方々が1週間ほど活動していた為、曹洞宗青年会のブースがあり、到着後すぐに活動ができた。
・避難者の方々も、「またお坊さんが来てくれた」と喜んで下さり、活動に入りやすかった。
・子供達も「また坐禅教えてー。」と遊びに来てくれすぐに仲良くなれた。
・もともと宿泊設備までの整ったレジャー施設なので、職員と自衛隊の協力で食事は3食充分な量が出ていた。
・曹洞宗青年会のブース内で寝袋で就寝
・日本ユニセフの親善大使「アグネス・チャン」訪問。即席コンサート、サイン会開催。
・「輪ゴム鉄砲」「ビニール袋気球」等簡単理科実験を行う。
・ギターで子ども達と合唱。
・子供用の学習コーナーで、宿題の指導。
・物資の仕分け。靴のサイズ分け。
・給食の準備、配膳、後片付け。
・掃除、ゴミの整理。
○所感
・避難所の方々に笑顔が絶えなかった。
「幸せだから笑う」のではなく「笑うから幸せがやってくる」そう感じた。
・高台にあった為町内で自分の家だけ無事で「震災前と変わらない生活を送らなければならない辛さもある。」という複雑な辛さを語る人と出会い、被災地、被災者とひとまとめにはできない、それぞれの被災状況や避難生活があった。
・物流は充分通っている為、急を要して必要なものは無いが、何か必要なものが出た時にすぐ届けられるようボランティアセンター等様々なものをストックしておくことが必要。
・最低限ではあるが、衣食住が整って避難所生活がまわっている。ダンボールの仕切りという点でプライバシーが守られないところに大きなストレスがかかっているようだ。
・後一か月程度で同敷地内に建設中の仮設住宅への入居が始まる。
・避難者、職員、ボランティアの3者のバランスが重要。誰の意見が強くなってもいけない。そのバランスを保つことが崩れるとどこかに不満がたまってしまう。
・ボランティアは決しておしつけになってはいけない。自分のやりたい活動と現地のニーズが必ずしも合うとは限らない。自分の満足での活動は善意が悪意に代わってしまう。
・避難所はボランティアの協力から自立へと向かう段階へ新しい段階に入ってきていると感じた。その為食事当番など自治組織ができ始め、避難者も喜んで避難所の為になる活動を各々が始めていた。
・物資は、新品で綺麗なものから無くなっていき、古いものは残っていく。衣料品は古着の処分感覚での寄付が一番困る。
・今回の活動で明確に誰かの為になる活動ができたかは分からないが、必ず来る東海・東南海大地震の際に地元の僧侶としてまず何をすべきかが少し見えたような気がする。
・コンビニの数以上に全国に存在する寺院がネットワークを組み協力していくことで大きな力となるように感じた。
《 福島県郡山市5月2日活動報告 》
報告:瀧澤勝俊師(全曹青事務局次長)
活動日:5月2日(月)午後2時~午後4時
活動場所:県立郡山少年自然の家(避難者:約70名程)
活動内容:傾聴ボランティア(行茶)活動
参加者:福島県曹青会(竹内昌寛師、鬼生田顕英師、佐藤佳行師、木町元通師、安倍元輝師、浦上清隆師)、
全国曹洞宗青年会(瀧澤事務局次長) 合計7名
○報告
・今月末でこの避難所が閉鎖されるという情報で10名の方が別の避難所へ移動したが、その後7月末まで継続されると決定。自治体の方針の曖昧さに戸惑う声があった。
・前夜、東電の担当者が謝罪に訪れたがだいぶ混乱した様子。一時金が一世帯当たりに支払われるという事でひとりあたりに支払われる不平等感を口にしていた。
・子供の送迎や通勤にも車が必要でガソリンなどの経費がかかる。すぐにでも一時金が必要だという声。
・皆さん一時帰宅について関心があり、いつ帰れるのかを心配していた。とにかく数時間でも良いから帰りたいと切実に訴えていた。
○所感
・避難者の生活には慣れたが、先が見えない状況に脱力感が垣間見れた。
・東電の対応に怒りの声があり、より現実的な金銭面等の話題が多くなってきたと感じた。
○今後の活動予定
・来週月曜より郡山市青少年会館(避難者約160名)でも活動予定。
・13日昼には郡山市ビッグパレットにて炊き出しも行う。
《 福島県伊達市(行茶活動報告)4月30日 》
報告:近藤師(福島県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月30日
活動場所:伊達市 霊山中央公民館
目的・活動内容:行茶(傾聴活動)
参加者:福島県曹洞宗青年会(小野師、浜口、佐藤師、近藤師)全国曹洞宗青年会(久間会長) 計 5名
○レポート、所感
・会津や飯坂温泉に避難する人もいれば、学校や職場があるために遠くへ避難できない方もいる。
・お金が足りず、早く保障してほしい。
・ようやく今の環境に慣れ落ち着いてきたところで、また新しい土地に移るのかと思うと辟易する。
・屋内退避区域ではなくなったものの、故郷に帰り仕事復帰しても取引先がすべて流されたため仕事にならない。
・「私たちは原発に生かされ、原発に殺された。」と言う言葉が印象に残る。
・避難所を次から次へと移動する被災者の精神的・肉体的苦痛を慮ると胸が痛い。また、各家庭での避難が始まり、集団生活によるストレスは軽減されるもの
の鳴り止まぬ余震や原発問題もあり周りに人がいないというのは不安を大きくするだろう。
《 岩手県山田町(行茶、炊き出し)活動報告 》
報告:鬼頭宝徳師(三重県第二曹洞宗青年会会長)
活動団体:三重県第二曹洞宗青年会・全曹青災害復興支援部
活動日:平成23年4月22日~28日
活動場所:岩手県山田町
活動内容:行茶(傾聴)、炊き出し、山田町火葬場での読経、地元寺院での葬儀のお手伝い等
○所感・傾聴内容
震災前は老夫婦お二人で暮らしていました。
震災で奥さんがお亡くなりになり、ご主人さん独りになってしまいました。
家も津波で流されてしまったので、被災地から30キロ位離れたところにお住まいの息子さんの家に引っ越すことにしたそうです。
しかし、引っ越してみると、息子さんの奥さんが冷たい態度で接し、一刻も早く出ていって欲しいという事があからさまだそうです。
今後どうすればよいのか??との相談。
この方は、再度避難所に入ったそうです。
いずれは避難所を出て、仮設住宅に移らなければならない。
その後、また仮設住宅から出なければならない。と、これから先のことに対して、現実的な不安が多くなってきたようです。
《 福島県南相馬市 活動報告 》
報告: 渡邉文敬師(全曹青会計)
活動団体:茨城県内寺院有志
活動日:平成23年4月26日
活動場所:南相馬市
目的・活動内容:一般ボランテイア
参加者:計2名
○レポート・所感
・津波により土砂が山積しており人手が不足している。
・土砂が水分を含んでおりかなりの重労働である。
・活動は午前9時から午後4時までだが、休憩や移動もあり、実質作業時間は4時間程度である。
・活動内容はガレキの撤去、土砂の移動、室内の整理等であった。
・被害の大きさに比べて圧倒的にボランテイアの人数が少ない。
《 福島県南相馬市 (4月26日)活動報告 》
報告: 渡邉文敬師(全曹青会計)
活動団体:四国地区曹洞宗青年会
活動日:平成23年4月26日
活動場所:相馬市
目的・活動内容:一般ボランテイア
参加者:計7名
○レポート・所感
・テレビなどの報道と実際の現場とはまるで違っていた。
・ガレキ撤去の活動であったため、被災者の方々とはゆっくりとは話が出来なかった。
・多くの一般ボランテイアの方々と交流(情報交換)が出来た。
・家屋の清掃等、人手が圧倒的に不足している。
《 宮城県山元町(行茶活動報告)4月27日 》
報告: 佐藤正乗師(福島県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月27日(水)
活動場所:山元町 山下中学校体育館・小学校体育館
目的・活動内容:・行茶(傾聴ボランティア)
参加者:計8名
佐藤(善)師、佐藤(泰)師、鈴木師、長坂師、渡津師、辻師(愛知第二曹青)
佐藤師 近藤師 (福島曹青)
○レポート・所感
・ご主人と菩提寺が津波で流された。もうすぐご主人の49日になるが戒名は早くもらった方がよいのか?(60代女性)
・家も菩提寺も津波で流され、どうやって供養すればよいのかと聞かれた。(31歳男性)
・イチゴ農園が津波ですべて流された。この災害に対する、対応にかなりの不満があると感じられた。(70~80代女性3名/姉妹、50代女性)
・想定外の津波がきたため、油断をして家に残った人は流されてしまった。
・野菜ジュースは子供達に好評だった。
・「生きる」から「生活する」へと気持ちが移り変わるにつれて、普通の生活への要望が高くなってきていると感じた。仮設住宅への早期移転が望まれる。
《 福島県須賀川市(行茶活動報告)4月21日 》
報告:本田郁雄師(福島県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月21日(木)
活動場所:須賀川市須賀川アリーナ(15時から17時)
避難者数(避難所名簿人数・避難者実数):15時から17時須賀川市須賀川アリーナ 120名 / 日中は50名程度
活動内容:行茶・傾聴ボランティア
参加者:本田郁雄・秋央文・島村宗親・大谷真城(県南) 計4名
○避難者の具体的ニーズ(一般生活・宗教的)
・住居の心配、法話を聞きたい
○参加者の感想(振り返り)
・避難者の方たちは一見すると落ち着いているように見える。
・お茶を飲んで話をした後、被災者の方々の顔が晴れやかになりました。
・手作りの漬物とコブ茶が喜ばれた。
《 福島県新地町(行茶活動報告)4月27日 》
報告:宮崎俊輝師(四国曹洞宗青年会)
日時:平成23年4月27日(水)
活動場所:新地町駒ヶ嶺公民館
避難者数(避難所名簿人数、避難者実数)28名 訪問時の実数20名
活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:計8名
島津雄児師、仙井俊明師、伊藤正賢師、里野和敬師、宮本隆弘師、宮崎俊輝師、宮崎英輝師(四国曹青)、
久間全曹青会長
○避難者の具体的ニーズ
・風呂が3日に一度で辛い。子ども達が外で遊びたいと吐露。
○報告・所感
・原発事故による南相馬市よりの避難者が入所。家族が数日前まで福島第一原発で働いていた方も居た。
・避難所生活から先の生活が見えてこないことが、不安要素の大きな要因となっている。
・新居を購入したばかりなのに、原発事故による避難で不条理を感じる。
・避難所を転々とし、今は父親と離れて生活をしている少年が被災時の状況や自分の現況を話してくれた。
・当避難所では、三食自炊で女性が担当している。
・仕切りの中に居る方々には中々声を掛け辛い。
・食べ物も飲み物も甘いものが好まれる。
・子ども達は、避難所での遊び時間、遊び場所、遊び相手が少ないのか、大人への接触要求が強い。
・避難所の男性スタッフから「お坊さんの姿を見ると心が穏やかになるようだ」「子ども達の笑顔が見れて安心した」
・行茶とともに子どもと遊ぶ時間を多く取ったが、私たちが帰る際に泣き出す子も居た。もっと遊ぶ時間を取りたかった。
・被災者の傍に居続ける事が重要だと感じた。
《 宮城県亘理町 行茶活動報告 》
報告:近藤意時師(福島県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月 26日(火)
活動場所:宮城県 亘理高校
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:計14名
松田師・藤原(伸)師・日山師・内田師・藤原(祥)師(三重曹青)、
永富師・前川師・大橋師・横山師・村瀬師・小野田師・渡邉師・伊藤師(愛知第二曹青)、
近藤師(福島曹青)
○レポート・所感
・ 仮設住宅にはいつは入れるのか、地域の復興状況はどうなっているのか、メディアの情報ではなく自治体による具体的な情報がほしい。
・ 炭水化物は満足に取れるが、たんぱく質(肉、魚)や麺類揚げ物が食べたい。
・ 交通事情が解消され、家族がお見舞いに来てくれるのでありがたい。
・ 体力があっても耳が遠く、働きに出られない方がいる。
・ 地区ごとに集まっているので、昼は近所の方とお話できるが夜がつらい。また、長く避難所にいるので疲れてきている模様。
・ 一人が風邪をひくと、みんなにうつってしまうのでとても気を使う。
・ 物資は十分に届いている。自分達で炊き出しも行っている。今は現金が欲しい。ニーズは刻一刻と変化している。
・ 行茶メンバーも同じ方に来ていただき、「あれからどうですか」と声をかけてもらいたい。
・ お世話になった行政の方との別れは辛かった。
・ ライフラインや行茶セットの有無、詳細な情報の共通が望ましい。
・ 被災者の方には温かく迎えていただいたが、ボランティアスタッフの方のほうが疲労やストレスが色濃く見える。
・ 亘理高校では昨日、亘理小学校では今日始業式が行われ、子供達はようやく学校へ通うことができる。
・ 子供達の元気な姿を見て復興に更なる力になれば。
《 岩手県山田町 行茶活動(4月26日) 》
報告:新川泰道師(秋田県曹洞宗青年会)
活動団体:秋田県曹洞宗青年会
活動日:平成23年4月26日(火)
活動場所
午前:山田高校(避難者名簿数440名)、織笠小学校(同112名)
午後:山田高校、青少年の家(同142名)
参加者:計11名
久米弘道・鈴木泰賢・三浦賢翁・赤石基彦・村松良周・佐藤善廣・水野総哉・佐々木雅也・松井祐司・佐藤憲明・新川泰道(以上、秋田曹青)
○活動概要
山田高校では、以前実施した体育館ステージ横のスペースが物資配給のため使えず、晴天でもありアウトドア用のテーブル・イスを使用して“オープンカフェ”形式にて。避難所本部のアナウンスもあり、屋内から次第に集まり、
また所用を済ませた帰りがけに立ち寄ってくれた方々にお茶・コーヒー・ホットココア等を提供。
秋田から持参の「いぶりがっこ」(漬け物)が、今回も大好評。小分けにして口を閉じた状態なので、その場でお茶うけにつまむもよし、昼食用に持ち帰りもよしで、あっという間になくなりました。
昼食は被災地のささやかな経済復興支援?も兼ねて、近くの道の駅にて。
各方面からの支援関係者でごった返すため、昼時はほぼ満席。
午後は同じく山田高校と、青少年の家の二手に。
山田高校では今度は屋内にて、体育館ステージ横にてサービス開始。
午後は学校帰りの子どもが多く、ホットとアイスのカルピス、ホットレモン等の要望が増える。
以前訪問の際、インフルエンザ流行のため柔道場が「延寿堂」状態であったが、今は解消されたとのこと。
テーブルに集まってくる人々が一段落したので、お盆にお茶・コーヒー等を乗せての出前サービスも行う。以前にお会いした方々から声をかけていただき、元気そうなお姿にこちらも安堵するも、内心は今後への不安でいっぱいなのだろうかと思うと、切ない気持ちになる。
S社による女性向け化粧品提供のサービスが始まると行列ができ、当方への人の流れも落ち着いてきたので、3時半頃撤収。
○被災者の声
・いつまでもお世話してもらうだけでは申し訳ない、自分たちで(避難所 運営に関する)できることをやっていきたい。
・(津波の犠牲となった)家族に会いたい、話がしたい。
・被災者向けの情報があいまい、不明瞭なものが多い。日時など、より 具体的にしてほしい。
・(心房細動の持病がある男性)釜石の病院までの通院が不便。
・長い避難所生活のためか、足腰や背中の痛みを訴える声が複数あり。
○活動所感
・暖かくなり、冷たい飲物の要望が増えるかも?氷やクーラーボックスの準備も必要か
・飲物等のメニューの明瞭化
・お茶やコーヒーの開封済み袋用のクリップが必要
・(化粧品配布の行列を見て)とりあえずの衣食住が整いつつある状態から、次の生活支援を考える必要を痛感
・山田町に関しては、入浴のニーズは満たされつつあるようだ
○補足
なお、山田町災害ボラセンに立ち寄り、地元社協職員でもある阿部氏と面会、今日の活動の様子や被災者の声に関心深く真摯に耳を傾けてくださり、行茶活動への理解と期待を寄せていることを確認しました。
次回の実施はGW明けになりそうとのことから、具体的な連携については未定ながら、ボラセン自体の運営も未だ不安定とのことではありますが、今後ともよろしくお願いしますとのことでした。
更にその後、45号線沿いの乙女荘という民宿に立ち寄ると、廃業していたが最近営業を再開したとのこと、素泊り3千円お風呂あり、以前より質素ながら食事も提供可能で最大11人まで対応可能、ちなみに若奥様は当県の横手市出身とのことで、会話も弾みました。
《 長野県栄村 常慶院 ボランティア活動報告 》
報告:山口泰祐師(曹洞宗長野県第一青年会)
活動日:平成23年4月20日(水)
活動場所:長野県下水内郡栄村 常慶院様
目的・活動内容:本堂、庫裏の掃除
参加者:合計18名
曹洞宗長野県第一青年会 会長 桜井利行師 他 12名
曹洞宗長野県第二青年会 会長 小池孝道師 他 4名
○レポート、所感
栄村には、常慶院様、林秀庵様の2ヶ寺の曹洞宗寺院が在ります。
林秀庵様は手が足りているとの事から、常慶院様のみ青年会で掃除のお手伝いに伺わせて頂きました。
当初、4月12日にお伺いする予定でしたが雪が多く、雪囲いを外してからという要望で20日に変更になりました。
それでもお寺の屋根の下には1m50cm程の雪がまだ残っておりました。
震災当時、常慶院様の被害状況は、
・人天蓋、仏天蓋が落ちる
・須弥壇が前に飛び出る
・位牌が全部落ちる(幸い仏様、祖師像は無事だったそうです。)
・嘉永三年(1850年)に建立された山門が横にずれる
・壁がかなり落ちる
など、20日現在でも整頓はされていましたが、その爪あとは変わりありませんでした。
○作業の内容
・位牌をすべて拭き元の位置に戻す
・すべての仏具をきれいに拭き元の位置に戻す
・本堂、庫裏の畳をすべて掃除機をかけ雑巾がけをする
・以上のように拭き掃除を中心に作業をさせて頂きました。
常慶院様の帰りに、栄村復興支援機構「結い」の事務局に行きお話をお聞きしました。
震災当時は、ほぼ村内全域の804世帯2,042人に避難指示が出されました。
その後、3月21日避難指示が解除されましたが、4月25日現在でもまだ62名の方が2箇所の避難所で生活をされているそうです。
物資は早い段階で足りており、一般ボランティアの登録も充実しているそうです。
現在、ボランテイアに登録された方達は順番待ちとの事。
雪解けの後、作業が増えると思われるそうです。
《 福島県郡山市:傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
報告:瀧澤勝俊師(全曹青事務局次長)
日時:平成23年4月25日(月)午後2時~午後5時
場所:県立郡山少年自然の家(避難者:約80名程)
参加者:合計10名
福島県曹青会(木町元秀師、竹内昌寛師、佐藤佳行師、木町元通師、安倍元輝師、浦上清隆師、瀧澤次長)
新潟県曹青会(斎藤俊信師、駒形和貴師、佐野俊明師)
○避難所情報
・避難者は大熊町、浪江町、双葉町、川内村、富岡町、南相馬市。20~30㎞原発避難地域からの方々。
・徐々に他の旅館などに避難場所を変える家族もいて、人数は減少傾向。
・朝夕食は業者が入り満足した食事が提供されているが、昼食は各自支援物資等で賄っている。
・避難所開設当初から山口県職員の方々も活動している。
○報告
・いまだに続く余震が怖い、原発事故が早く収まって欲しいという80代女性の声
・実家が農家の女性は、もう米が作れないのかと涙ぐんでいた。
・小学生を持つ親は、学校が午前中のみの授業で給食が出ない現状に不満を述べていた。
・同じ村内でも今まで通り生活している人がいて、避難所暮らしの現状の我が身に肩を落としている女性もいた。
○所感
・避難者の明るい挨拶に勇気づけられたが、未だ明確にされない今後への不安を抱えこらえているような感じもした。
・何でもない会話でも良いと感じた。ここで一緒に時間を過ごすこと自体が大切なのではないかと思った。
・以前よりも皆さんの表情が明るくなってきているように感じた。その分今後の生活に関する不安(補償や仕事について)が具体的になってきている感じがした。
○今後の活動予定
・他の避難所でも行茶活動が出来るか交渉していく。
・自然の家でも昼の炊き出しが出来れば5月中には実施したい。
《 石巻市 湊 行茶活動報告 》
活動団体:伊豆曹洞宗青年会
活動日:平成23年4月13日から15日
活動場所:石巻市湊 法山寺幼稚園避難所
目的・活動内容:避難者入浴のための仮設風呂設置、給水活動
参加者:計10名
○レポート
・石巻市湊 法山寺様に併設される幼稚園に50名の避難者。水道復旧の目処が立たず、特に風呂に困っているとの情報を頂き、風呂支援の実施を決定。
・伊豆長岡温泉組合の協力により、伊豆より1.2トンの温泉水を持参。
・ドラム缶3台で温泉水を薪にて加熱。2張りのテント内に設置した別の入浴用ドラム缶2缶、介護用簡易浴槽(滋賀県の事業者株式会社サンクフルハート様の好意により無料レンタル)1台、合計3つの浴槽にエンジンポンプにて給水。風呂を提供。
・13日午後、14日終日の間に法山寺幼稚園避難所にいる方、および法山寺のご近所のかた約50名に入浴頂く。
・入浴待ちの方に、お茶やココア、コーヒー、お菓子を提供しながらお話を聞く。
・持参した温泉水が終わった後は、石巻市の浄水所は稼働していたため、水の提供をあらかじめお願いしておいたので、タンクを設置したトラックにより水をピストン輸送し給水。なお、法山寺幼稚園避難所では1日1回給水車がくるものの、風呂にまわすまでの水はとてもなかったとのこと。
・活動期間以後も避難者の皆様でお風呂をたてられるよう必要な資材は当面の間、避難所に提供した。
(テント、ドラム缶、簡易浴槽、給水用タンク1.1トン分、エンジンポンプ、手動加圧式簡易シャワー、電熱式保温循環入浴装置など)
○所感
・寺院併設の避難所ということで、お寺さんからの支援物資が多数届き、食料などに困ることがあまりなかったとのことで、お寺同士のつながりの深さに避難者の方は感心していた。
・電気、燃料などが回復する中で、水、とりわけお風呂については目処が立っていなかったのでとても有り難いとのこと。
・また、タンクなどの資材はとても重宝するので有り難いとのこと。
・子どもたちも多く避難していたが、避難が長期化する中、大人たちは避難所から仕事に出掛けたり、片付けに出掛けたり日中は不在であり、退屈しているようすだった。今回支援活動中、子どもたちは、当会の活動場所からずっと離れなかった。この点は学校が再開すれば解消できるか。
・子どもたちが欲しいものはゲームだった。時代性だろう。
・大人の方で必要なものは、車ということだった。
・被災者の方から話を聞くと、「もしあのときこうしていたら、いま生きていなかっただろう」ということを多く聞いた。こう話すことで何かのバランスをとっているようでもあった。
・避難所はひとつのコミュニティーあるいはコロニーのようでもあった。指定避難所ではないという事情もあっただろうが、おそらく、各避難所では自主的な組織によるリーダーシップが必要なのであろう。それ故の避難者同士の摩擦などもあったようだが、当会が訪問したときはそれが一段落した後だったようだ。
こういう点はマスコミではなかなか取り上げられないところでありながら、現地では御苦労があった点ではないかと思われた。こうしたなかで避難地として施設を提供し、調整を続けてこられた御住職、副住職、寺族の方々に対しては本当に頭が下がる思いである。
《 宮城県岩沼市(一般ボランティア活動報告)栃木県曹青会 》
報告者:細川伸道師(全曹青 総合企画委員)
活動団体:栃木県曹洞宗青年会(全曹青非加盟)
活動日:4月21日 日帰り
活動場所:宮城県岩沼市
目的・活動内容:社協管轄一般ボランティア
参加者:計7名
○レポート・所感
・社協管轄一般ボランティア
・岩沼VCは、受け入れ体制/マッチング体制/資材班/送迎マイクロ(1BOX)等々、かなり整備されている印象で、初めてでも流れに乗ることができ
た。
・活動は、AM2時間/PM2時間に分割されており、通しでもどちらか一方でも参加可能。ただし、午前10時以降(午後は活動に出向いたため不明)は送
り出しが一時中断となる。
・リーダーを中心に、VCを送迎車で出発し現場へ赴く。
・現場での作業は2時間限定(2時間後に送迎車が迎えに来る)
・作業は、家屋内の泥だし/床下の泥だし/庭の漂着物片付けがメイン。2時間の作業時間。
・漂着物は、稲ワラが一番多い(牧草用フォークが必要なゆえん)。プラスティック類・ビニール類・繊維シート類なども目についた。
・休憩時にお話をすることができ、被災者に寄り添えた気がする(自分たちが僧侶とは明かしていない)。会話中、突如として亡くなった友人や近所の方の苦
労話をされることがあり、心の叫びなのだろうと感じた。
○追記
・当県は9:45に到着したが、既に30名待機中の状態で、午後の部のみに参加。
・午前の待機者のうち20名ほどに、「午後の作業割り当て優先」の整理券発行がある。
・午前の部に参加したい場合、AM7~8時頃。午後の部の場合、11:15くらいから待機の列に並び順番待ちをする必要がある。
・マッチング時には、社協の判断で経験者と初参加のメンバーがうまく混合される(=複数名で行っても、活動自体は別現場となる可能性あり)。
・牧草用のフォークが不足中ということで7本当会で寄付したが、スコップ、一輪車その他の数は足りている印象(持ち込む必要はあまり感じられなかった)。
・岩沼VCは、県外ボラを受け入れている数少ないVCであり、全国各地から泊まり込みでボランティアが来ている。テント泊の方、仙台の近郊のビジネスホテルに泊まり1週間滞在、という方は結構多い。
・作業現場では、防砂林の折れた枝等が多く漂着しているので、園芸用のハサミや小型のノコギリを荷物に忍ばせておくと良いかもしれない(VCで上記の貸し出しはない)。
・仕方ないことではあるが、マッチング作業に時間が掛かり過ぎか?(待機ボランティアが多く、もったいない)
・マッチングが進まないのは、送迎班の回転および絶対数が足りないものに起因すると思われる。
《 岩手県山田町(行茶報告)石川県曹青会 》
報告:星野正親(全曹青 基幹事業委員)
活動団体:石川県曹洞宗青年会
活動日:平成23年4月21日(木)
活動場所:岩手県山田町 大浦保育園 13:40 (避難者が作業等で外出の為、活動できず)
大浦漁村センター 13:50~14:50 20名
参加者:星野正親、槻 健二、高島弘成(石川曹青会)
○伝えたいこと・要望等
・大浦小学校より、こちらに転所していた(新学期に伴い)
・来月には仮設住宅も完成し、順次入居も始まるが、その入居期限が2年間ということで、「短いのでは…」との声があった。
・犠牲者の供養について、個別の葬儀にかわる合同慰霊祭を早く行ってほしいという声や、その際に戒名は一人ひとりつけてもらえるのかという声も聞こえた。
・家の再建、菩提寺の再建、犠牲者の供養にあたり、戒名料の話や金庫が盗難にあっているなど金銭面での不安や要望も聞かれた。
○所感
・当初避難所からの転所などもあり、全体的な雰囲気としては皆さんが疲れているなと感じた。上記の話題の通り、これからに向けて気持ちや行動を切り替えて生活するなかで、今後の生活に対する不安もストレスの一因になっているのではと感じた。
・再訪という事で、話もしやすかった。途中でお湯がなくなってしまったが、避難者が快く用意してくださった。
少しずつ距離感が縮まる中で、より具体的な話題、要望が聞かれるようになった。
《 岩手県野田村 活動報告 》
報告:稲田泰久師(岩手県曹洞宗青年会)
活動日:平成23年4月20日(水)
活動場所:岩手県野田村
参加者:石川県曹青会(星野師、槻師、高島師)
岩手3教区青年会(砂悦師、日向師)
岩手12教区青年会(惠津森師、番澤師、伊藤師、清水師、工藤師、福盛田師、稲田師)
以上、計12名
《レポート・所感等》
○午前10:00~11:30 曹洞宗海蔵院避難所(避難者45名)
・避難者45名中60代~70代の14~15名(出入りあり)が参加して頂いた。
・コーヒー、緑茶、レモンティー、昆布茶などが多く注文されていたようだ。
・全員海蔵院(福盛田副住職も当日参加)さんの檀家さんであり、初めて訪れたにも関わらず暖かく迎えてくれた。
・お寺のこと、仏事のことなど会話が弾み、避難者の方々中に盛り上げ役のような方がおり、笑いが耐えない90分だったが、やはり津波の話をされたときは「でも、しょうがないね」と一瞬暗い表情をされていた。
・海蔵院さんの境内(別棟)に位置しており、寺族さんからいつもお菓子などを頂いていると感謝されていた。
○13:30~15:00 国民宿舎えぼし荘避難所(避難者60名)
・宿泊施設での避難所であるため、避難者は個室の各部屋におられたが、施設側のご好意で、フロントから各部屋へ電話して頂き、ロビーへ降りてきて頂いたり、ロビーにいた方が呼びに行ってくれたりして、出入りがあるものの、約20名の方々が参加してくれた。
・ボックス席でグループごとの行茶となり、スタッフの人数が多かったので何とか対応できた。最初は中々口を開いてもらえなかったが、時間が経つごとに話してくれた。以前は、一日緑茶を何杯も飲むが大好きだという男性がおられ、この日は三杯おかわりされ、とても喜んでもらえたようだ。
・この施設では、食事のあとにお茶をご馳走になるそうだが、部屋では飲めないとのこと。お茶菓子の最中をおいしそうに食べておられ、「甘いものがこっちには来ない」と要望しておられた。
○レポート・所感
・避難者の中に面白い事を言う人がいたので、少し安心した。
・市町村の対応が動き始めている為、情報をチェックし自分が知っておく必要を感じた。
・今日は人が少なかった。
・世の中が平静を取り戻しつつあるのに対し、先々への不安がより強くなりつつあるのか?今後も精神的ケアが求められる。
・仮設への移動や、観月台からの移動等があり、今後の対応。
・先行きの不安が強く具体的になってきた。1人にある程度の時間を必要とする。
《 伊達市霊山町 行茶活動(4月22日) 》
報告:小野睦雄(全曹青会長)
活動日:平成23年4月22日(金)
活動場所:伊達市 霊山町 中央公民館 (避難者名簿人数73名 / 実施時人数30名)
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:小野師・濱口師・佐藤師・近藤師(福島曹青)、加藤師(北海道第三)、児島師(北海道第二)、
久間会長の計7名
○レポート・所感
・公民館ホールの床がタイルの為、毛布と座蒲団を敷いて寝ても体が痛い。蒲団が欲しい。
・避難所の閉鎖や移動など、避難者の生活に影響のある情報を正確に早く伝えて欲しい。
・二次避難で避難所が移動になるとの噂があり、避難者には不安が大きい。
・「家も全て流され、行くところがない。何とか仮設住宅に入りたいが、そこも居れて二年位だろう」と言われる。先行きの見えない将来に避難者の目線は遠く表情も固い。
・原発事故で、帰る場所があるのに帰れない憤り。普通の生活に戻りたいと訴えられる。避難者のストレスばかりが感じられる。
・子どもが避難所の地元に通学することになったが、市より学習用具を頂き助かっている。
・身体的疲労とともに心労も大きくなっている。心情が硬直しているようで感情表現が上手く出せていない方も見受けられる。
・「何を話せば、どのような言葉を使えば良いのか」といった事を考えていては、相手の心根に触れることは困難かも知れない。しかし、そこを乗り越えていくには現場での経験を踏んでいかなければならないのだろう。
《 福島県国見町 行茶活動報告(4月21日) 》
報告:小野睦雄(福島曹青)
活動日:平成23年4月21日(木)
活動場所:福島県伊達郡国見町 観月台文化センター体育館 (避難者名簿人数43名/実施時人数15名)
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:小野師、中條師、濱口師、高山師、春日師(福島曹青)、加藤師(北海道第三)、児島師(北海道第二)、
久間会長の計8名
○レポート
・仮設住宅の状況を詳しく知りたい。(避難者数に対して設置戸数が少ないのではないか。全員が入居出来るのかなどの不安)
・早く仮設住宅に入りたい。
・仮設住宅の下見をしたい。
・格安の解体業者を紹介してほしい。(見積もりが通常時の3倍との噂もあり不安)
・どこかに良い物件はないか?
・夜の消灯時間が早すぎる。
・周りの人に気兼ねしてしまい、毎日お風呂に入れない。
・自粛しないで、普通にしてほしい。
・避難所での行茶は今回で最後なので、淋しくなると言われた。
○所感
・被災者が仮設住宅に全員入居出来るか心配。
・引っ越しが近い事もあり、人数が少なかった。
・避難者1~3人に対し、1人のボランティアでお話を聞く事が出来た。
・訪問する度、行茶に参加する人数が減っていて、お役に立てているのか不安。
・自分自身もっと経験が必要だと感じた。
・仮設住宅入居により分散が進み、個々の状況把握が難しくなってくる。
・孤独感による精神的負担が増大していく中、細やかなケアが重要。
※同町では、4月23日より仮設住宅への入居が始まる予定で、それに伴い同月28日には避難所が閉鎖される。
今後の行茶活動については、社協職員方より引き続きの実施要請を頂いたことから、5月の連休明けに活動を再開する予定である。
《 宮城県山元町 行茶活動報告(4月18日) 》
報告:山本泰幸(全曹青 関東管区理事)
活動日:平成23年4月18日
活動場所:宮城県山元町 山下中学校(避難者名簿人数450名)
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:吉川師(和歌山曹青)、城市師(石見曹青)、山本師、愛葉師、水庭師、櫻井師(山梨曹青)、
久間会長の計7名
○レポート・所感
・引越し前日だった為、避難所内は賑やかな雰囲気であった。(落ち着かない)
・既に生命維持の為の基本的物資は充足している。
・行茶では、とにかく配役(リーダー、メンバー)決め、器物の事前準備が重要。
・避難者450名という大人数、しかも各教室にセパレートされており、メンバーが状況を把握するのが困難であった為、1箇所にテーブルを出すサロン形式を採用したが、今後は炊き出しと行茶を組み合わせるなどの工夫があっても良いかも知れない。
・小学校が始まるのに不安を抱く親(子どもの転校拒否、子どもの通学送迎が出来ない等)。
・一見過度なスキンシップを要求してきたり、ワザとこちらを挑発するような言動もあり、子ども達の精神的ストレスが気になった。
・供養を希望される方がおり、被災における心の整理がついていないようであった。宗教的儀式が必要かも知れない。
・被災により将来への生活不安を述べる方が多い。(家族との死別。住居、財産の喪失など)
・やはり、各地からの菓子は大変喜ばれる。
《 福島県国見町 行茶活動報告(4月14日) 》
報告:小野睦雄(福島曹青)
活動団体:曹洞宗福島県青年会県南支部
日時:平成23年4月14日(木)
場所・避難者数:国見町観月台文化センター / 避難者15名
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:小野師、濱口師、高山師、吉岡師、春日師(曹洞宗福島県青年会) 計5名
○避難者の具体的ニーズ(一般生活・宗教的)
・仮設住宅の説明があったが、よく解らなかった。
・仮設住宅に入れるのか?遠い場所に行きたくない。
・ご飯は大変ありがたいが、持病により塩分が高い。
・自粛ばかりしてないで、花見とか普通にしてほしい。
・最近暖かくなってきたので、体育館が暑い。
・今月の28日には移動しなくてはならない。遠くには行きたくない。
○レポート・所感
・避難者の中に面白い事を言う人がいたので、少し安心した。
・市町村の対応が動き始めている為、情報をチェックし自分が知っておく必要を感じた。
・今日は人が少なかった。
・世の中が平静を取り戻しつつあるのに対し、先々への不安がより強くなりつつあるのか?今後も精神的ケアが求められる。
・仮設への移動や、観月台からの移動等があり、今後の対応。
・先行きの不安が強く具体的になってきた。1人にある程度の時間を必要とする。
《 岩手県山田町 行茶活動報告(4月13) 》
報告:秋吉龍成(全曹青基幹事業委員長)
活動日:平成23年4月13日
活動時間・場所:午前10:00~11:30 / 青少年の家 60名
参加者:新川泰道・佐藤善廣(以上秋田曹青)、寺口良孝・川瀬靖徳(以上長野第二曹青)、
葛西啓二・渡辺隆文(以上熊本曹青)、秋吉龍成(全曹青基幹事業委員長)の計7名
○要望
・物は揃ってきたから、あとはとにかくお金がほしい。買い物どころか移動が困難になってくる。
・レギュラーコーヒーがありがたい。香りがいい。
・建物が大槌小と船越小の臨時校舎になることから、避難者の出入りスペースが制約されることに、致し方ないとはいえ、不安感を募らせていた。
・高齢の方が、階段昇降に不便さを感じていた。
○所感
・行茶中に案内があった水道の復旧を皆さんがとても喜んでいた。
・強風時に地震のような音がする建物は不安を与えないか心配。
・田の浜の方で「なにも無くなった。年齢を考えると今後を考えたくない」と話している方がいた。
・個室に入ることができるようになって、それがこれまで1ヶ月に渡る体育館生活とガラリと変化することで、新たな不安を生み出すのではないか心配。
・館内放送で行茶案内の直後から大勢の被害者が来たことが印象的。
活動時間・場所:午後1:30~4:00 / 船越保育園 30名
参加者:新川泰道、佐藤善廣(以上秋田曹青)・秋吉龍成(全曹青基幹事業委員長)の計3名
○要望
・通所児童が帰ると、残った子どもたちの口数が減ってしまう。「また来て」「今度いつ来る?」と関わってくれる人がることを心待ちにしている。セーブ・チルドレンのボランティアに対しても、同じようにじゃれついていた。
保育士等の職員が、避難所と保育所の役割の両立に苦労されていた。
○所感
・通所児童帰宅後の在所避難児がとにかく寂しげだった。
・引き留めようとしているのか、撤収準備の頃オセロゲームに誘ってくる。断らす時間をオーバーしてゲームをした。
活動時間・場所:午後1:30~4:00 / 船越防災センター 15名
参加者:葛西啓二・渡辺隆文(以上熊本曹青)2名
○要望
・津波について、最初の情報で「仙台、5m」と聞いていたが、実際は10m以上の波が来たことに、正確な予測と情報がほしいとの声が多数。
・破損した防波堤を早く修復してほしい。
○所感
・人数が少なかったことで、じっくり話ができた。
・九州(熊本2人、鹿児島1人)からのボランティアスタッフだったことにすごく関心を持ってくれたことが嬉しかった。
《 岩手県山田町 行茶活動報告(4月14日) 》
報告:秋吉龍成(全曹青基幹事業委員長)
活動日:平成23年4月14日 午前10:00~11:30 / 午後13:30~15:30
活動場所:岩手県山田町 大沢小学校 60名
参加者:葛西啓二、渡辺隆文(以上熊本曹青)、鈴木泰賢(秋田曹青)、秋吉龍成(基幹事業委員長)の計4名
○要望
・暖かい日だったこともあり、冷たい飲み物が多く出た。これからの季節は需要が高まることが予想される。
・“食べ放題”“飲み放題”などの“~放題”が嬉しいとの声あり。
・「子どもたちの元気が嬉しい。元気がもらえる」との声あり。
・家と墓が津波で流されてしまった方から法事についての相談あり。
○所感
・これまで避難所の人同士しか話し相手がおらず、仲間外れになることも怖いため思い切ったことが言えなかったという方がいた。外部の人が入ることで、不満やストレスを吐き出す機会を与えられると改めて感じた。
・父親が津波で死亡したという児童に出会い、被災地の現実を思い知った。
・子どもたちが午後の行茶を手伝いたいと強く希望してきたことから、一緒に行なった。準備から片付けまで、こちらの仕事を奪ってまで、喜んで行茶活動をしていた。役割を与えられることで、充実していることが表情から伺えた。
こちらが“行茶サービス”をすることが全てではないと感じた。
・子どもたちの発する大きな声を嫌がる人がいた。私たちも注意が必要だと思った。
《 福島県須賀川 行茶活動報告(4月14日) 》
報告:浦上清隆(曹洞宗福島県青年会県南支部)
活動団体:曹洞宗福島県青年会県南支部
活動日:平成23年4月14日
活動場所:須賀川アリーナ
目的・活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:青年会6名
○レポート・所感
・避難所は、100名程度の方が(地元50名、浜通りからの住民50名)体育館の中で同じく生活をしている。
・当初2000人もの人がいたが、現在は人数が減ったことや、物資の充実、週3回温泉施設での入浴が可能なこともあり雰囲気は悪くない。
・県南支部長の本田師はマッサージの資格を持っている為、お茶を振舞いながら希望者へはマッサージを行った。
・ドリップコーヒーは人気が高かった。(香りが建物の中に漂うと、匂いに誘われて多くの人が集まってきた)
・定期的な活動を予定。
《 伊達市霊山町 行茶活動報告 》
報告:久間泰弘(全曹青会長)
日時:平成23年4月15日(金)14時~15時半
場所・避難者数:伊達市霊山町中央公民館 / 名簿人数73名(訪問時の実数40名程度)
活動内容:行茶(傾聴ボランティア)活動
参加者:吉川師・下路師(和歌山曹青)、佐藤師・近藤師(福島曹青)、久間全曹青会長 の計5名
○避難者の具体的ニーズ(一般生活、宗教的)
・津波によって紛失した位牌の扱いについて、インフルエンザの流行に対する対策について
○所感
・伊達市内にある当避難所は、地震、津波被害と原発事故による避難者が入所している。
・インフルエンザで伊達市の別避難所から移って来ている母娘が居り、心身ともにかなり疲弊している様子。お二人とも「地震、津波、原発で何から心配したら良いのか分からない」と混乱していた。
・「いつになったら帰れるのか、この先ずっと帰れないのか」答えの出ない問題に毎日悩まされている様子だった。
・被災時の様子を吐き出すように話される方が多い。
・寝ている方が多く、重い空気を感じた。
・南相馬市職員の夫を持つ母娘が、「今も現地にいるので心配」と話された。
・物資は沢山あるが、気分転換に買い物に出られる方も居る。
・話をしたほとんどの方が、今回の震災で家族を亡くされている。
・避難者の東京電力や東京の人々に対する怒りが窺い知れた。
※追記
一週間後、再度実施予定。
《 宮城県亘理町 行茶活動報告 》
報告:宮下俊哉(全曹青副会長)
活動日:平成23年4月14日(木)
活動場所:午前:亘理町・吉田小 / 午後:亘理町・亘理高校
目的・活動内容:行茶活動
参加者:芳村師(全曹青顧問/北海道第二)、高垣師(北海道第一)、吉川師・下路師(和歌山曹青)、
近藤師(長野第一)、佐藤師・近藤師(福島曹青)
渡辺師、池田師、蓮池師、成澤師、原師、加藤師(山形第三曹青)、宮下副会長、久間会長 の計15名
○レポート
・吉田小学校
ご自分や家族・会場内の知り合いのお仏壇や位牌についての心配事が多かった。
プライバシーの確立をしてあげたい。
自分の荷物を整理するための棚が必要なようで、ダンボールを欲しがっていた。
お風呂に入って身だしなみを整えたい。
・亘理高校
母親を施設に預けたいが、どうしたら良いのか。生活の目処が立たない中で費用が幾ら掛かるのか心配。
仮設か自宅修復か迷う。自宅を修復するにもライフラインがいつ復旧するのか不安。
上着が足りない。風邪が流行っている様子。
戦争、家族との死別などの苦しみ悲しみを経験して、人生の終盤に掛っているのに、また何故このような辛い思いをしなければならないのだろう、と語られる高齢者が少なくない。
暑くなってきているのに、室内で毛布の上にいる方々は長袖を何枚も羽織っていた。
怒りと悲しみの発散先がわからない。
外に出て行く人もいるが、何とかこの地で頑張っていきたい。子ども達も、私たちも、住んでいた場所が故郷だ。
○所感
ボランティアの方とお話ししましたが、ボランティアへのケアも必要である。
同じ境遇の周囲を気遣い、希望・本音を言えない人も多くいると感じた。
辛い思いをしている方がたに寄り添って、一緒に涙を流していくことが大切ではないか。
「愚痴や心配事を聴いてくれて嬉しかった」と言われた。
復興支援は様々な形式があるが、いずれにせよ息の長い活動が重要であり、また求められている。
《 宮城県亘理町 行茶活動報告 》
報告:芳村元悟(全曹青顧問)
活動日:平成23年4月13日(水)
活動場所:午前:亘理町 亘理小 / 午後:亘理町 逢隈小学校
目的・活動内容:行茶活動
参加者:芳村元悟師(全曹青顧問/北海道第二)、高垣晶敬師(北海道第一)、吉川貴寛師・下路光淳師(和歌山曹青)、
近藤光俊師(長野第一)、近藤意時師(福島)の計6名
○レポート
・亘理小学校
女性の方(60代)夜になるとどうしても咳が出てしまう。まわりに迷惑になるので我慢しようとするが、その結果眠れなくなる。昼夜逆転になり疲れが溜まる。
現在の避難所では衣食住にお金は必要ないが、今後仮設住宅に移ってからが心配である。この点も含め、各地区での義援金の金額の話しが気になる。
ロビーで実施されているマッサージがとても嬉しい。
この生活がいつまで続くのか、地震の怖さよりもこれからの不安が大きいし、気が付くとそのことばかり考えてしまう。
・逢隈小学校
子ども達は4月25日から逢隈小学校に入学となるが、同地区の子どもが分散せずに同じクラスになるように配慮されており、家族は安心しているようだ。
避難所には個室や着替えスペースが設けられているが、カーテンが薄い、外の声が聞こえるなどプライバシーが確保されているとは言い難く、有効に活用されていないようだ。
○所感
物資に対する意見については様々。全体的には、一時金の金額に関心が集まっている様子でした。赤ちゃんへの入浴ボラ、現地学生のボランティア、国内各地からの「こころのケア」、障害者へのボラなど、発災一ヶ月が経過し状況は良い方向へ向かっていると感じた。
また、活動中に現地ボラセンの方と原発事故の話になった。本日新聞発表になった「レベル7」にはかなりショックを受けて居られた。宮城県、福島県ともに今後の復興の方向性がつかめないことへの苛立ちが伺えた。
《 福島県郡山市 行茶活動報告 》
報告:瀧澤勝俊(全曹青事務局次長)
日時:4月11日(月)午前10時~正午
場所:県立郡山少年自然の家(避難者:約90名程)
参加者:福島県曹青会(竹内昌寛師、木町元通師、安倍元輝師、鹿山貴裕師、鬼生田顕英師、瀧澤次長、計6名)
○避難所情報
・避難者は大熊町、浪江町、双葉町、川内村、いわき市、南相馬市。20~30㎞原発避難地域からの方々
・自然の家は7,8人定員の小部屋に分けられている。男女別の大浴場もあり、規律(ゴミ出しやトイレ掃除当番)も守られ、人数も落ち着きつつありやっと余裕が出てきている様子。
○所感
・お菓子をテーブルに置き、飲み物は各自取りに来て頂くスタイル
・前回好評だった為かアナウンスが入る前から集まる方が多かった
・午前中で外出中の方が多く、ほとんどが60歳代以上の方だった
・お年寄りが多かったため今回はコーヒーよりお茶が喜ばれた
・曹洞宗の青年会という事で、「家に置いてきた位牌はどうすればいいか。」「実家の住職さんの行方は知らないか?」などの質問を受けた。
・小学生の子供を持つ親は、ちょうど新学期初日という事もあり新しく通う小学校の様子に関心があるようだった。
・70代の大柄な女性は、「援助物資の衣類は沢山あるが自分に合ったサイズが無い」と嘆いていた。着の身着のまま逃げてきたので大きめ(お年寄り用)の衣類が欲しいと言っていた。
・実家にいつ戻れるのか。半ばあきらめの感じも見られたが、いつまでこの現状が続くのかという不安が共通の話題だった。
○今後の活動予定
・来週以降は毎週月曜の午後に行うと決定。時間的にも午後の方が様々な世代の方と接する事が出来そうである。
・今後も他の避難所の要請を探りながら活動したいと思う。
《 炊き出しボランティア活動活動報告 》
報告:瀧澤勝俊(全曹青事務局次長)
日時:4月12日(火)
場所:福島県新地町新地小学校
目的:炊き出しボランティア活動
参加者:福島県曹青会会員 計33名
○炊き出し
・クリームシチュー / 250人分
・午後1時:現地集合、準備開始(家庭科室)、器財等搬入、食材確認。
・午後1時半:調理開始、切り込み、煮込み。
・午後5時:配膳(食堂)、片付けも同時進行。
・午後6時:実食。
・午後7時:片付け完了、ミーティング、解散。
○報告
・家庭科室で切り込み調理を行った。
・時間が余ったので明日の野菜の切り込みも準備。
・避難者の方々から「おいしかったよ」と声をかけて頂く。
・寸胴3つで多めに調理し少し余った為、避難所の皆さまのご厚意により一緒に食事させて頂いた。
・自衛隊から支給されるご飯も頂いたが、粒が潰れておじやのような硬さもまちまちのものだった。
・支援物資が余りすぎてその仕分けや使い方に苦労しているようだった。
・急遽、明日の昼のメニューの下準備として、支援物資のやきとりの串を抜く作業も手伝う。
・避難者で毎日当番を決め食事の準備係やメニューを決めていた。
・人数は多めだったが、それぞれ細やかに行動しスムーズに進める事が出来た。
・わたあめ器を持ってきた会員がいて、老若男女に大好評だった。
○今後の活動報告
・13日も新地町で炊き出し。再来週には南相馬市で炊き出しの予定。
《 4月11日 亘理高校炊き出し活動報告 》
報告:京都曹青会事務局
活動日:平成23年 4月 11日(月)
活動場所:亘理町 亘理高校
目的・活動内容:炊き出し
参加者: 京都曹青会8名、OB2名 の計10名
○レポート
4月11日、宮城県亘理高等学校に京都曹青会が炊き出し班として参加。
対象人数は体育館約440名・その他の施設約140名の合計約580名。
担当は夕食で、献立は野菜不足の現地ニーズになるべくそえるように、八宝菜、コンソメスープ、野菜サラダでした。
○所感
被災地の状況を目の当たりにするのは初めての者がほとんどで大きな不安もありましたが、被災者の皆様方には温かく迎えて頂き、前向きに日常を過ごす姿には敬服致しました。
その一方で、大人数の避難所では皆様に確実に配膳出来るように工夫も必要だと感じました。
これから炊き出しへ行かれる方は、避難所の担当の方に現在どのように配膳が行われているか確認し、仕事を終えて避難所へ戻ってこられる人への配膳の方法を準備・検討しておくと良いと思います。
亘理町は余震により断水しておりました。250リットルの水を用意していきましたが、遠方から炊き出しに向かわれる方は、洗い物等をさせていただける宿泊場所を確保しておく必要があります。
《 行茶活動報告書 》
報告者:寺口興学
日時: 4月11日(月)午後1時~4時30分
場所: 織笠小学校、織笠コミュニティセンター、織笠保育園
○要望等
・お風呂にいまだ入れない(小学校)
・バスタオルが足りない。ドライヤーがほしい。(織笠コミュニティーセンター)
・インフルエンザが流行しつつある模様、心配あり
所感
・こちらで行茶活動を行うことは2度目になり受け入れは問題なし。
・話しぶりなどは被災された方々の気づかいもあり、当方でも話しかけやすかった。ボランティア慣れしてきているのかも。
・間近でコーヒーメーカーでつくり、もてなすところが、どの訪問先でも喜ばれた。
・物資は充実しつつある。避難所での生活は、気候も暖かくなっていることもあり、ストーブを消す時間もあるようだ。
・地震直後の話は進んで話してくれる方もいたが、ほとんどは話さず。個人個人で震災と津波のことを受け止め方に差があり。
・いつも同県人とまではいかなくても多く巡回できるようになれば。
《 行茶活動報告書 》
報告者:寺口興学
日時: 4月12日(火)午前10時~11時 午後1時30分~午後4時
場所: 山田高校 第一体育館、第二体育館
・午前:第一体育館=100人 / 第二体育館=40人
・午後 :第一体育館=130人 / 第二体育館=40人
○要望等
・ホットレモン、ホットポカリ、レモンティー、ビタミンC入り飲料等、コーヒーや茶以外の飲み物もほしい
・一日5本のワンカップ酒を飲まなければ眠れないという男性。将来の展望がないことからの深酒か?
・菓子に軟らかいものがほしい
・ジャージ、スウェットズボン、男性用靴下がほしいの声多数
・暖房の微妙な調整、加湿器の充実をお願いしたい
・インフルエンザの流行を懸念(既に格技館はインフルエンザPt(患者)専用)
○所感
・有り難がられ、気を遣って頂いて、かえって親切の押し売りになってストレスをかけてしまっているのではないか気になった
・自らお茶を受け取りに来る人もいるが、こちらが働きかけて持っていってようやく手を出す人もいる。気力が衰えていないか心配
・継続の重要性を感じた「また来てください」「今度はいつ来てくれる?」の声が多数、本部も「ぜひお願いします」の声。全員の声ではないのかも知れないが、待ち望んでいる人がいることは確実
・行茶中の緊急地震速報に一瞬興味を示すものの話題にせず。もう触れたくないのか午前中に行った避難所では速報が流れた後、誰かがTVを切っていた
《 物資支援活動報告 》
報告:全曹青災害復興支援部
活動日時:平成23年4月11日(月)
活動場所:全曹青災害復興支援部現地本部、宮城県宗務所
目的・活動内容:新潟曹青からの支援物資の搬入、搬出
参加者:新潟曹青会長・寒河江師、同会前会長・五十嵐師
〇支援物資
・一輪車40台、水500ml入りケース×60箱
〇日程
・12時半 成林寺(全曹青災害復興支援現地本部・福島)
・14時半 仙台市・宮城県宗務所到着 一輪車の荷おろし
・16時 宮城県角田市・自照院様へ、水の荷おろし
・19時 福島県新地町・竜昌寺様へ、一輪車の荷おろし
〇報告
・今回は、宮城県、福島県の津波被害があった沿岸部での泥撤去作業に使用する一輪車と行茶活動に使用する水を提供頂いた。新潟曹青各位には、被災地の各曹青会や全曹青に対し、震災当初より活発且つ懇切な支援を頂いており、あらためて感謝を申し上げたい。
《 活動レポート 》
報告:京都曹洞宗青年会事務局
活動日:平成23年4月12日(火)
活動場所:宮城県亘理町 逢隈小学校
目的・活動内容:炊き出し
参加者:京都曹青会8名、OB2名 の計10名
○レポート
本日、京曹青炊き出し班は宮城県亘理町の逢隅(おおくま)小学校を訪問しました。
人数は約280人(消防15人・デイサービススタッフ12人を含む)です。
まず、避難所責任者に挨拶、前日の亘理高校での経験をふまえて、配膳時間・配膳方法・配膳を手伝っていただける当番の方としっかり打ち合わせをし、配膳方法を提案させていただき、午後1時から準備を開始しました。
献立は昨日と同じ八宝菜、コンソメスープ、野菜サラダで他にご飯とほうれん草の和え物の配給がありました。
普段のご飯はおにぎりですが、今回は避難所のスタッフの方が好みにあわせて中華丼にできるようにとご配慮いただきました。
避難所では、食事用のプレートと器が配られています。
午後4時頃、久間会長ら4名(和歌山曹青、大阪曹青)が訪問、一緒に調理・配膳等を手伝っていただきました。
初日の亘理高等学校では、地元の高校生2名と卒業生1名、当番の女性方5名が切り込み準備をお手伝いいただきましたが、逢隅小学校では東京からの役所職員の方が「お手伝いできることがあれば」とお声をかけていただきました。
○所感等
亘理町ボラセンの栄養士の方とお話をしましたが、避難所では食事の偏りやストレス等により便秘が悩みとなっているそうです。食物繊維をとれる、野菜中心の献立は大変有難いとお話されていました。
これから炊き出しをされる方は、最近の献立などの情報を知ることが更にニーズに添う事につながりますので、可能であれば全曹青災害復興支援部の方に避難所の事前情報の確認をしていただく事が大切だと思いました。
《 岩手県山田町炊き出し活動報告 》
活動日:4月3日から7日
活動場所:織笠小学校、船越保育園、山田町コミュニティセンター、山田町消防団
○レポート
三重県第二曹洞宗青年会と全曹青災害復興支援部の共同にて、岩手県山田町にて『たこ焼き』の炊き出しを実施。
一度に140個焼くことが出来るたこ焼き器を使用して、合計500人分程の炊き出しを行った。
○被災者の感想
・久しぶりにソース味の物を食べた。
・もったいないので、次の日まで何度かに分けて食べた。
・外出中で避難所にいない人の分まで取り置きすることができる。
・ご飯やおにぎり以外のおなかにたまるものを久しぶりに食べた。
《 活動報告 》
活動日:平成23年 4月8日(金)
活動場所:亘理町 亘理高校 体育館
目的・活動内容:行茶活動 14:30~16:00
参加者:安達(全曹青総合企画委員)、佐藤(福島曹青)、近藤(福島曹青)、宮下(全曹青副会長)の計4名
○レポート
亘理高校は避難者が650名ほどの避難所で、高校敷地内の三か所の建物にそれぞれ避難者が避難生活をされている。そのうちの一か所の体育館(避難者約450名)にて、行茶活動を行った。
○所感
・インスタントでないコーヒーは大変に喜んでいただいた。人数も多く、配ることに精一杯で、お話をすることがほとんどできなかった。
・亘理高校には、敷地内三か所に分かれているため、今回のスタッフの人数からも、一か所でしか実施できなかった。次回からは人員と準備物を増やして対応を図りたい。
・避難所のスタッフ(行政職員など)も被災者であり、家を失っているなど、職員の疲労とストレスも大きい。職員も涙ながらにお話をされた。
< 福島県国見町 傾聴ボランティア(行茶)活動報告 >
日時:平成23年4月7日(木)
場所:国見町観月台文化センター体育館
参加者:福島曹青(小野睦雄師、濱口孝裕師、高山光正師、春日顕光師)、全曹青(久間会長)の計5名
〇被災者ニーズ
・早急に仮設住宅を建てて欲しい
・仮設をはじめ、今後の各種行政対応の明確な情報が欲しい。
・物資は充足しているので、精神的なケアをお願いしたい
・マスコミ取材で写真を取られるのが苦痛
〇所感
今回で4回目の実施。活動が複数回になって、相手の顔や意識が繋がっていけば無理に会話を続けなくても、ゆっくりじっくり横に居ることでも良いのではないか、とあらためて感じた。
ま た、ある女性からは、「避難所で3食不自由無く頂けて寝る場所もあり有難い。しかし、人間は簡単には笑えないものだね」と会話中に独り言のようにその心情 を訴えられた。不安や怒り、悲しみといった相手の本音は会話中に突然出てくる。傾聴の際に、受け手は直ぐに相手へ何かを切り返すのではなく、その後の思い もさらに引き出せるような配慮が必要である。
さらに現地の状況を申し添えるのであれば、ここに来て地元社協職員の方がたの肉体的、精神的負担も増大しており、本日は避難者に加え、職員各位との会話、傾聴活動も実施。行政職員への傾聴活動の必要性も感じた。
※次回、国見町での行茶活動は、4月14日(木)実施予定。
追記:行茶活動に参加される団体・個人の方へ
行茶の物資( http://sousei.gr.jp/WP3/wp/wp-content/uploads/2010/06/gyoutya.doc 参照の事)は、基本的に自身が活動される期間は、自らの責任において準備することが重要。特に御当地のお菓子は非常に喜ばれるし、会話の契機になる可能性もある。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
日時:平成23年4月6日(水)
場所・避難者数:午前午後/山田高校575名(体育館3ヶ所合計人数)
山田地区、織笠地区、田の浜地区よりの避難者
参加者:奈良曹青(葛城天裕師、丸子孝仁師、田中高顕師、北野伸英師、中川宗範師)、
福島曹青有志(佐藤正乗師、近藤意時師)、久間会長、計8名
山田町の被災状況:避難所33箇所、避難者3542人(4/5 12時現在)
〇被災者ニーズ
つめ切り、耳掻きなど小物の生活用品、しっかりした下着、服飾が欲しい、洗濯物ハンガー、甘い菓子(疲れによる)、ビタミン剤(口内炎対策) など
〇所感など
・本日は午前午後と山田高校に訪問。敷地内に体育館が3ヵ所(当日の避難者実数それぞれ80名、30名、30名)あり、避難者数も同町避難所では最大である。山田、織笠、田の浜の各地区からの避難者が入って居られた。
・人数が多く大きな避難所では、行茶準備の際に明確な役割分担が重要である。避難所では、現場責任者に断り、活動スペース、電源、机を借りること。
・生命維持の最低限の「衣食住」には困らなくなったようで、菓子を配っている際に物資は足りていると言う方も居られた。今後、本当に必要なものは何か。
・車がある人は2,30分出掛けると普通に買い物が出来る。外出不可、車不所持の避難者との格差が生じていると感じる。
・海産物の再生には最低3年から10年は掛かる。「三陸は駄目だ」といわれる方も居られ、こちらは言葉を失う。将来に対する不安が大きい。「時間が経つにつれ涙も出ない」と言われる方も見受けられた。
・インフルエンザが流行しており、避難所で洗濯物を室内に干す事によって乾燥を防ぐ努力が伺える。
・両親を津波で失った中学生が夜中に突然大声を出すとの話しを伺い、事情を本部に報告。また、ある少年は、父親の「助けてけろ、助けてけろ」という叫び声が今でも耳から離れず、眠れない夜を過ごしている。津波の恐怖、家族を失った悲しみは計り知れない。
・避難所生活も長くなり、足腰が痛み、体が弱くなると訴える人も増えてきている。
《 宮城県沿岸南部現地調査報告 》
活動日:平成23年4月7日
活動場所:宮城県南部沿岸
目的・活動内容:宮城県沿岸南部において、活動のための現地調整、ニーズ収集。
参加者:安達総合企画委員、栃木県曹青有志、宮下副会長の計4名
○レポート・所感
・活動の為の現地調整を行う。成林寺現地本部→亘理町→岩沼市→山元町
・亘理町の正福寺、長福寺において、宮城県曹青と山形曹青(30名)の合同で片付けが行われているところを訪問。両県の絆とマンパワーの相乗効果が見られ、“つながる青年僧”の力を感じた。
・亘理ボランティアセンター~炊き出しのための調整、行茶を紹介し活動のための調整。また、一般ボランティアの受け入れ枠が多数。
・岩沼ボランティアセンター~責任者不在により挨拶のみ。一般ボランティア受け入れ。
・山元町役場~炊き出しは自衛隊などの計画炊き出しがあり不要。行茶については理解が得られているが、活動スペースなどについて工夫が必要。一般ボランティア受け入れなし。(いまだ立ち入り禁止区域が多く受け入れることができない。)
・前記理由などにより隣接市町でも、ボランティアの受け入れ体制に大きな差があった。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
日時:平成23年4月7日(木)
午前10時~11時半「織笠コミュニティーセンター」
午後2時~3時半「織笠小学校」
場所・避難者数:山田地区 午前/織笠コミュニティーセンター98名
午後/織笠小学校131名(数字はそれぞれ避難者名簿人数)
参加者:奈良曹青(葛城天裕師、北野伸英師、田中高顕師、中川宗範師、千田寛仁師)計5名
〇被災者ニーズ
・現実の状況を受け入れられず精神的なケアが必要
・避難所(織笠小学校)にお風呂が欲しい
・夏季になり、冷蔵庫(冷凍庫)の必要性
・衛生面で掃除機、コロコロ、空気清浄機必要
・移動手段として自転車、原付バイク
・男性の肌着がほしい、女性用は多くある
・避難所内に洗濯物を干す場所はあるが恥ずかしいので他に干す場所が必要など
〇所感
午前中は山田地区の織笠コミュニティーセンター、午後は織笠小学校を訪問。両所とも日中は家族親類の捜索、家の片付けなどで外出される方が多く、実際に居られたのは、それぞれ40名、40名程度であった。行茶活動では、温かい飲み物(お茶、コーヒー、ココア)と各地よりのお茶菓子に避難者の皆様に喜んでいただけた。また、僧侶と分かると安心してお話しして下さる方が多かった。
傾聴に関しては、震災で九死に一生を得た体験を説明して下さった。また、今後の生活全般についての不安を語って下さった。全般的に、本日訪問した山田地区は町内での倒壊家屋数が最も多く被害が甚大であった為か、その避難者の表情や心も固い印象を抱いた。
時間の経過とともに避難者の悲しみ苦しみの内容も変化しつつある。小学校内で教室から体育館へ移動することも不安であり、仮設住宅に移ることも不安に感じる人もいる。自分のことで精一杯であるが避難所内の子供の将来を考える人も大勢いる。特に幼児が心配であるが、避難所の空気を和ませていた。避難者は全てにおいて不安があるので、今後も傾聴を継続する必要がある。
※本日、共同通信社より取材を受けたが、詳細については「全曹青災害復興支援本部」へ連絡し対応を一任した。
《 福島県郡山市:傾聴ボランティア(行茶)活動報告 》
日時:4月5日(火)午後2時~午後4時
場所:県立郡山高等学校(避難者:約100名程)、県立少年自然の家(避難者:約90名程)
参加者:県立郡山高等学校(木町元秀師、鬼生田顕英師、安倍元輝師、浦上清隆師、大谷真城師、計5名)
県立少年自然の家(竹内昌寛師、木町元通師、瀧澤次長、他寺族の方3名計6名)
報告:浦上清隆(郡山高校)瀧澤次長(自然の家)
○避難所情報
・避難者はそれぞれ、大熊町、浪江町、双葉町、川内村、いわき市、南相馬市からの原発避難地域からの方々
・自宅へ帰る方、さらに遠い避難所へ移る方など毎日出入りがあり、郡山高校に関しては大熊町の方60名が更に7日に会津に移動する予定。
・高校の第一体育館に全員避難。物資の入ったダンボール箱が隣の家族との壁になっている。食料等の物資はあるものの、テレビは一台、その側にダルマストーブと椅子10台という状況。行茶の時間帯は大人20名子供10名ほどで中学生~60代までの人殆どは外出。
・自然の家は7,8人定員の小部屋に分けられている。男女別の大浴場もあり、規律(ゴミ出しやトイレ掃除当番)も守られ、人数も落ち着きつつありやっと余裕が出てきている様子。
○報告と所感(郡山高等学校)
・お菓子を体育館ステージ側のテーブルに取りに来てもらい、側の椅子で話を聴くスタイル
・事務局のマイク案内から2・3分後くらいに1人、また1人と前に来てお菓子をとり、お茶を飲みながら話が盛り上がっていた。
・体育館というプライベートが守られない空間のせいか2時間しか寝れない人もいた(最近ようやく4時間)
・おばあちゃんが3人並んで話をしていた。そのうち1人は家がない。基本的に面識は無い様子。笑い話をしていても本当の心の内は人それぞれ本格的なカウンセリングができるのであれば、1対1で話せる条件が整えば必要そうな人がいた。
○報告と所感(少年自然の家)
・ロビーの端に飲み物のテーブルを用意。側のテーブルソファーにお菓子を用意して話を聞くスタイル。
・事務局の案内が入る前から興味を持って話しかけてくれたり、ゆっくりお茶で時間を過ごしてくれたりと穏やかに時間を過ごす事が出来た。
・小学生の子供を持つ親は、地元か避難所近くの小学校か決断を迫られているらしくその決断の迷いが大きいと話していた。
・普段着で参加したが「もしかしてお坊さん?」と言われ、そこから会話が始められた方もいた。是非また来てほしいという言葉を貰った。
・避難生活3週間目でやっと個々の不満が出始まっているとの事。長期の継続的な活動が必要と感じた。
・さくらまんじゅうや沢庵、コーヒーメーカーで入れたコーヒーが大好評だった。
○今後の活動予定
・郡山高校はかなり精神的苦痛がある様子。2箇所の話を聞き比べた結果、自然の家はある程度のプライベート空間も確保されているせいか、穏やかに過ごしている模様。
・自然の家からは実際に避難者・館長からの依頼もあり、来週から定期的に訪問予定。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
日時:平成23年4月5日(火)
場所・避難者数:山田地区 午前/武徳殿(武道館)89名、午後/山田南小学校241名(数字はそれぞれ避難者名簿人数)
参加者:三重曹青有志(松田会長、西屋真司)、奈良曹青(浅井会長、葛城天裕師、丸子孝仁師、千田寛仁師)、福島曹青有志(佐藤正乗師、近藤意時師)、久間(全曹青会長)、 計9名
〇山田町の被災状況(4/4現在)
避難所34箇所、避難者3665人、倒壊家屋2513、遺体収容514、仮設住宅250戸建設予定に対し、入居希望1723世帯
〇被災者ニーズ
行方不明の家族に会いたい、将来に対する不安が大きい(行く場所が無い)ので何とかして欲しい、遊具が欲しい(子ども達)、洗濯バサミと洗濯物を干す場所が必要(本日から洗濯可能)、不眠で困っているので何とかしたい など
〇所感
午前中は山田地区の武徳殿、午後は山田南小学校を訪問。両所とも日中は家族親類の捜索、家の片付けなどで外出される方が多く、実際に居られたのは、それぞれ25名、50名程度であった。行茶活動では現場での準備に少々手間取ったところが反省点だが、温かい飲み物(お茶、コーヒー、ココア)と各地よりのお茶菓子には、避難者の皆様に喜んでいただけた。また、僧侶と分かると安心してお話しして下さる方が多かった。
傾聴に関しては、ある女性は飲み物をお渡しして直ぐに津波の襲われた時の状況を語られた。ご自身が津波にさらわれそうにながらも九死に一生を得た体験と、その際に手を繋いでいたご主人を亡くされた辛い経緯を説明して下さった。また、息子が行方不明のままの女性は、「未だ現実と向き合うことが出来ない」と非常に静かにお話しされた。内心は覚悟して居られるようであったが、まだまだ、その死を信じたくない心境なのであろう、と受け止めさせていただいた。全般的に、本日訪問した山田地区は町内での倒壊家屋数が最も多く被害が甚大であった為か、その避難者の表情や心も固い印象を抱いた。
避難者は“自分だけ悲しんでは居られない”という気持ちが先立つようで、周囲と同じ立場の人間の前では個々の感情を抑えているように思え、傾聴する立場の人間と一対一の状況が成立してはじめて感情を吐露されるケースが多いように感じた。大勢入所されているケースの避難所では困難かも知れないが、今後、出来るだけ避難者と一対一に成れる状況作りをこちら側でも配慮をしていきたい。
〇最後に、本日の参加者による振り返りで印象に残ったものを以下に付記する。
・当地被災状況に関する事前情報が自分自身には多分に厳しいものであり、その影響なのか、避難者に対して言葉を選びすぎるなど、余分に構えてしまう自分が居た。
・津波被害による家族との死別という避難者との会話は非常に辛いものであったが、同時に僧侶としての自覚を強烈に促された。
・大人数の避難所に伺うとお茶を配るのに忙しくなり、傾聴が十分に出来なくなる可能性があるとの考え方もあるが、そういった理由で傾聴の実施に拘るばかりに、大人数の避難所を回避していくことが本当に避難者を慮った行動なのだろうか。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
報告・活動:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 橋垣憲光師、星野正親師
日時:4月3日(日)
場所:大沢地区ふるさとセンター(避難者約35名)
目的:傾聴ボランティア活動(行茶)
○午前/午後 大沢地区ふるさとセンター
本日は大沢地区のふるさとセンターを訪問。昨日同様、責任者の方に趣旨等を説明して行茶活動の許可を頂き、団体名を尋ねられたので「全国曹洞宗青年会の者です」と伝え、活動開始。当避難者は4つの部屋に分散されていて午前中は2つの部屋を回ることができた。どちらの部屋も女性陣が多く井戸端会議の輪に入れてもらっているという感じ。
午後からは引き続きふるさとセンターの残り2部屋を訪問しました。最初の部屋では午前中の行茶の話が伝わっていたようで各部屋から人が集まった状態でした。
昨日の大浦地区と同様に大沢地区でも漁業を営んでいる方が多く、将来的に漁業を再開出来るのだろうかと不安を口にされていた。
○所感
ここ大沢地区は山田市街地を抜けて竜泉寺様より車で約15分の所にある。途中、海岸沿いの道路が崩落していて迂回した。ふるさとセンターの傍の大沢小学校も避難所になっていたが、今回の活動ではそちらに行く事は出来なかった。次の機会(チーム)に引き継ぐことになる。
ここでも行茶活動を終えての帰る途中に、施設の方々から労いと感謝の言葉を頂戴し、大変有難かった。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
報告:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 橋垣憲光師、星野正親師
日時:4月2日(金)
場所:大浦小学校(避難者:約20名)
大浦保育園(避難者:15名)
大浦漁村センター(避難者:15名)
目的:傾聴ボランティア活動(行茶)
○午前:大浦小学校
龍泉寺様の地元を離れ車で約15分走った所にある大浦地区の大浦小学校を訪問。学校の方に趣旨を説明して行茶活動を行った。大人、子ども合わせて20名ほどだったが行茶は高齢者中心で子ども達はゲームをしたり、ヨーヨーで遊んだりしていた。子どもが元気に遊んでいるとそれだけで避難所の空気が和む。私(橋垣)は3歳の男の子と体育館で一緒に遊びいい汗をかいた。
○午後:大浦保育園、大浦漁村センター
午前から引き続き大浦地区の二つの避難所を訪問した。大浦保育園では「久しぶりにこんなに笑ったわ」とおっしゃる方もいて終始笑いの行茶となった。次の大浦漁村センターに訪問すると、ちょうど医療チームが診察中であり、40分くらい玄関で待機してからの行茶活動となった。ここでは医療チームの先生も行茶にお誘いして会話の輪に入っていただいた。皆さんは薬のことや医療的な質問をされていた。
○所感
龍泉寺様の地元を離れての行茶活動は当初不安もあったが、本日訪問した大浦地区は全体的に温かく迎えていただき、今後の行茶活動にも繋がったと思う。
《 第3回福島県国見町行茶ボランティア活動報告 》
報告:全曹青基幹事業委員会副委員長 森田英仁
日時:4月1日(金)午後3時より4時まで
場所:福島県国見町観月台文化センター体育館
参加者:福島県曹青、栃木県曹青有志、全曹青 計11名
行茶内容:コーヒー、お茶、紅茶、梅昆布茶、有志持参の地元のお菓子
○被災者のニーズ
・正確な情報が欲しい
・プライバシーを確保して欲しい
・お酒が飲みたい
・仮説住宅の情報がもっと欲しい
・薬の充実
・夜眠れるようになりたい
・今後の生活が不安である
・生活再建の為の支援について
○活動参加者の感想・所感
行茶ボランティア活動も3回目を迎えました。栃木県、福島県、全曹青より有志の青年宗侶 計11名に加え、現地の女子中高生約20名も活動に参加していただきました。当地は震災による自宅の半壊や倒壊で避難されている方々が中心です。事前告知もされていますし、社会福祉協議会の方々のご理解もあって、避難所恒例行事の一部の如く体育館の一角に設けられた喫茶ブースには避難者の方々10数名が次々と訪れてくださいました。聞くところではこの行茶ボランティアを始めた頃はブースにいらっしゃらなかった方も積極的に我々に語りかけて下さるようになったとか。今日のボランティア活動が初めてとなった青年宗侶の方々も熱心に避難者の方々の声に耳を澄ましており、きっと良き足がかりとなっていただけたのではないでしょうか。やっとの思いで建てた家が一瞬でなくなってしまった辛さ、今後の生活、原発への不安、長期化する避難所での不自由な生活等、それぞれの胸の内をストレートに吐露された方々も多かったようです。
また避難者の方々も慣れてこられたのか時折笑い声も聞かれる和やかな雰囲気で行茶の時間は過ぎていきました。今日はボランティア参加者が多かったので、ブースへ足を運ばなかった方へもお声掛けが出来ました。社会福祉協議会の方も継続的開催を望んで下さっており、今後更なる充実が望まれると共に、ここでの経験を他の被災地でも発揮していただければと思います。細く長く寄り添っていくというこの行茶ボランティアの目指すところを念頭に置きながら。
※次回開催予定:4月7日(木) 以降毎週木曜日開催予定
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
活動:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 橋垣憲光師、星野正親師
日時:4月1日(金)
場所:織笠小学校(避難者約180名)
船越保育園(少数)
長林コミュニティセンター(少数)
目的:傾聴ボランティア活動(行茶)
○午前 織笠小学校、船越保育園
昨日に引き続き織笠小学校を訪問。職員さんに迎えていただき、「物資は充分に足りているので、心をケアしてくれる活動が助かります。お年寄りの話し相手になって下さい」と頼まれた。午前9時に伺ったが、すでに大半のかたは外出しておられ行茶に来られたのは3名と少数でしたが途中から職員さんにも1名加わっていただき、その時に「医療チームは毎日入ってきていて行茶も度々来てくれると嬉しい」と話してくれた。
次に船越保育園を訪問すると、ちょうど訪問した午前10時は避難している子供達の勉強の時間で外出されている方が多く、行茶に見えた方は少数だった。その中で竜
泉寺様のいとこや、このたび被災されここに避難されている近隣寺院の海蔵寺副住職さんも行茶に参加していただいた。ここでも物資は充足しているようだった。
○午後 長林コミュニティセンター
船越地区にある長林コミュニティセンターでは、まず自治会長さんに話を通し、行茶活動を始めた。ここは日中仕事をしている方が多く、残っている方は少数。この後、漁協船越支所に行く予定だったが閉所していた。
○所感
これで織笠地区・船越地区の避難所をだいたい回ったが、明日からの行茶活動は新たな地区を訪問するのかそれとも、もう一度織笠・船越両地区に戻るのか判断が難しい。ちなみに織笠地区の山田高校、船越地区の青少年の家は避難者多数であり、今の私たちの人数(2人)では対応困難。また子供用の飲み物も考えなければならないなど、今後の課題が浮上。じっくり協議して今後の方針を決めていきたい。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
活動:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 森田英仁師、橋垣憲光師、星野正親師、瀬田啓道師
日時:3月31日(木)
場所:織笠小学校(避難者約180名)
船越防災センター(避難者約90名)
目的:傾聴ボランティア活動(行茶)
○午前 織笠小学校
前日伺えなかった残り三部屋を訪問。昼間は高齢者と女性が中心で、若い方々は不在であることが多い模様。各部屋10名前後が在室しており、部屋に よって雰囲気が違う様子がうかがえた。新鮮な青物野菜を届けたら特に喜ばれた。学校が始まると教室から体育館に移動することになるらしく不安を抱いている 声も。また津波の被害は心へも押し寄せていて、たとえきれいになっても、流された自分の家のあった所には戻りたくないと言っていた方もいた。
○午後 船越防災センター
若い方々は家の片付けに行っていて不在者が多数。2部屋を廻ったが、それぞれ5名方々と会話することができた。竜泉寺のお膝元を離れ、またご住職不 在で避難所を訪れることに不安感はあったが、お寺の和尚さんが来たとわかると、暖かく迎え入れてくれた。私たちに努めて明るく振舞ってくださる姿にむしろ 申し訳なく思いながらも、津波到来の様子を詳しくお聞きすることができた。その中の1人は、高い場所に人々を避難誘導したために息子が行方不明になってい る方だった。「もう諦めてはいるのだけど、行方不明ではどうにも心のけじめがつかなくて」と、吐露されたときには正直おかけする言葉が見つからなかった。 もう少し時間が経過したときに、そういった行方不明者を身内に持つ方々が新たなスタートを切るためにどうしたらその思いを受け止め、節目をつけて差し上げ ることが出来るのだろうか? 我々も通り一遍の供養の押し付けとならないような関わり方を今から考えておく必要があるのではないだろうか。
○所感
避難所生活が長くなってくると、避難所の方々は食事には敏感になり、新鮮な野菜や暖かいものは特に喜ばれる。隣の避難所では焼きそばや焼肉を昨日食 べたらしいなどという噂はいち早く伝わってくる。日持ちのするものの供給は基本なのでしょうが、贅沢は言えないとわかっていながらも食事が数少ない楽しみ であることは確かである。
《 活 動 報 告 》
活動日時:平成23年3月31日(木)
活動場所:福島県二本松市 佐川急便福島店倉庫
宮城県仙台市 宮城県宗務所、東北管区教化センター
目的・活動内容:全国各曹青会からの支援物資の搬入、搬出
参加者:3名(久間会長、瀧澤事務局次長、近藤光峻師)
〇支援物資(炊き出しセット、水害対応機具)
・デッキブラシ99個・高圧洗浄器27個・スコップ87個・一輪車20台
・炊き出しセット12個・ガスコンロ4個・石油バーナー2個
・延長コード10m7個・ホース20m1本・ホース10m4本・バケツ66個
・タオル沢山・女性用下着1箱・煮炊きバーナーセット2個
〇日程
・午前10時 二本松佐川急便集合 トラック搬入
・午前11時 二本松出発
・午後12時半 仙台市・宮城県宗務所到着 荷おろし
・午後 1時 宮城県宗務所職員の方と被害状況の情報交換
・午後 2時 仙台市出発
・午後 4時 成林寺(全曹青災害復興支援現地本部・福島)到着
〇所感
・全国各曹青会からの支援物資の多さに改めて驚く。
・宮城県沿岸部の被災状況の写真を拝見し、その惨状に改めて言葉を失う。
・仙台市は未だにガソリンが不足し、宗務所の車数台に補給。
・宮城県の御寺院でも既に4,5人の方が亡くなっており、これ以上の報告がない事を願っているとのことであった。
《 活 動 報 告 》
報告:全国曹洞宗青年会 瀬田啓道
日時:3月28日
場所:福島県国見町観月台文化センター 体育館30名、和室8名
目的:行茶活動(基幹事業委員 星野、瀬田、福島県曹青5名)
○行茶
飲み物はコーヒー、緑茶の予定だったが、地元婦人会の方々から梅昆布茶、昆布茶、ココア、紅茶を提供していただいた。
元看護師1名、婦人会4名、小学生ボランティア男子4名、中学生ボランティア男子10名、女子2名、高校生ボランティア女子6名が避難所を訪問しており、行茶活動のご助力をいただいた。
>避難者の具体的ニーズ
・情報が欲しい(今後1ヶ月後、半年後、1年後の具体的な見通し)
・家に帰りたい
・柔らかいお菓子が欲しい
・梅昆布茶がもっと飲みたい
・1人暮らしだがここにいるとみんないて安らぐ。しかし仮設が完成するとまたさびしくなる。それが不安。
・家が倒壊してしまったが、70代ではローンが組めない。家を直す見通しがつかないのがもどかしい。
・避難所生活が続いて体力が落ちた。
・仮設住宅に入って、いつまで入っていられるのかを知りたい。また仮設住宅の進行状況を知りたい。
>活動参加者の感想
・『お坊さん』とすでに告知してある(今回も、職員さんと中学生、高校生合作の広告が掲示されていた)為、仏壇の位牌について聞いてみたいという方がいた。自宅は残っているが家には入れない。仏壇の位牌をどうしたらいいかわからない。
・実に楽しそうに話している避難所の皆さんを見ていると、継続して行うことが重要だと感じた。
・名前をお聞きすることができてより親しく話すことができた。
・本音を聞くことへ話をふると中々話してくれない時もあった。
・次回はもっと具体的ニーズを聞く事につとめたい。
・インスタントではない、コーヒーの香りが館内に漂うと、それだけで喜んでくれる人がいた。あまりの人気に供給が追いつかず、今回は提供してばかりだったがこんなにも需要があるのなら、もう少し設備を増やす必要がある。
・避難所同士の会話よりも訪問者との会話を心待ちにしている感じだった。この活動をイベントとして位置付けるのは不適切かもしれないが、避難者にとって外部からの刺激が生きる糧になるのなら、続ける意義がある。
○所感
避難所の一角にテーブルとイスがありサロンのようになっている。そこに避難所で生活している方のほぼ全員が集まった。そこに私たちと元看護師、婦人 会の方々、小中学生、高校生ボランティアと協働して飲み物とお菓子をお出しした。雰囲気は、前回も和やかだったが、今回は一層明るかった。ニッコリ笑った お坊さんのイラスト付きの広告等を作成し雰囲気作りをしていただいた国見町社会福祉協議会の職員さんに心から御礼申し上げます。
○報告事項
・次回、国見町観月台文化センター行茶活動は4月1日(金)。国見町社会福祉協議会は、その後は様子を見ながら、周1回または2回開催していただきたい。そして仮設移行後も継続して行っていただきたいとのこと。
・明日3/29(火)、相馬市旧相馬女子高等学校(南相馬市原ノ町、小高地区被災者避難所)にて炊き出しボランティア開催予定。PM2:00現地集合。PM 5:30開催予定。
《 活 動 報 告 》
報告:全国曹洞宗青年会 瀬田啓道
日時:3月29日
場所:福島県相馬市旧相馬女子高等学校(南相馬市原ノ町、小高地区被災者避難所)
550名33教室が避難所
目的:炊き出しボランティア活動(福島県曹青14名、全曹青4名)
○炊き出し
午後2時 現地集合 準備開始
今日の炊き出しは豚汁。鍋セッティング、食材確認、火入れ、野菜盛り付け。本日の炊き出しには参加しない別働隊の福島曹青会員の方々は、次の日の炊き出しの食材を準備。
午後5時半 豚汁完成。各教室(避難所)の代表の方に鍋を持参していただき人数分鍋に入れて持ち帰っていただく。全教室取りに来ていただいた後、福島県曹青の方々は廊下を廻り、おかわりのアナウンスをしていた。
午後7時
片付け完了、ミーティング。反省点、必要な備品等の話し合い。必要備品としては、ほうき、塵取り、外灯(夕食時の為、外で行う際は暗くて作業に支障を来す可能性を考慮して)。終わり次第解散。
>所感
避難所の方々の感想として、「野菜を食べられるのが何より嬉しい」「具がたくさん入っていて温かくておいしかった」「温かい食事がとれて嬉しい」 等、大変喜ばれていた。各教室の代表の方々が鍋持参で取りに見えた際は、気持ちが弾んでいる様子が窺えた。避難所の方と廊下ですれ違い、挨拶を交わした 際、「もしかしてお坊さん?」と50代女性に尋ねられ、炊き出しボランティア活動で避難所を訪問している旨をお伝えすると、避難所での生活や今の心境につ いてお話をお聞きすることができた。「震災後、町が真っ暗になった。“町が死んだ”ということはこういうことかと実感した。震災の次の日は母の命日で法事 を家でする予定だったが、お寺に連絡することが出来ずにいると、お坊さんが歩いて家まで来て散乱した家の中で法事をしてくれた。それが嬉しかった。被災し て、みんなが工夫しながら生きていることや初めて知ったことがたくさんある。生きていくのは大変だけどみんなの幸せの為に、子どもたちの笑顔の為に頑張る よ。」と気丈に話して頂いた。当避難所は前日、各教室にようやく段ボールが敷かれ、夜の寒さが少し和らいだという。まだまだ厳しい状況であることを痛感し た。
○報告事項
福島曹青による炊き出しボランティア活動は、同避難所にて4/1まで継続予定。他地区の避難所での炊き出しボランティア活動を福島県社会福祉協議会、福島県曹青と協議、検討中。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
活動:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 森田英仁師、橋垣憲光師、星野正親師
日時:3月29日
場所:山田町災害対策本部
目的:傾聴ボランティア活動に向けての打ち合わせ
<岩手県山田町での傾聴活動(行茶)に至った経緯>
25日、岩手県山田町竜泉寺様と同町災害対策本部医療課担当者から、山田町の避難者のストレスが極限に達している、との連絡が全曹青災害復興支援部 に入った。同町避難所は町内34ヶ所有り、最大で1ヶ所に700人が避難生活を余儀なくされている。ここにきて避難者の精神的ケアの必要性を懸念されたお 二人から、いのちの声に耳を澄ます活動を展開してきた全曹青は同町での傾聴ボランティア(行茶)を要請される事になった。
<3月29日(火)>
全曹青災害復興支援部・福島拠点(伊達市成林寺・久間会長師寮寺)より5時間半の行程で山田町に移動。一般道に降りてからは給油することがほぼ不可 能だと聞き、東北道のサービスエリアで給油したが、ガソリンが品切れであったり、給油できても1時間待ちであったりと給油事情はまだまだ不自由。しかし一 般道でも遠野市近辺では緊急車両以外の車両でも給油可能な所も出てきており、今後は徐々に改善していくものと思われる。また途中釜石の先で迂回路が1箇所 存在した。現地に入って感じた事だが、山田町での活動には車は必須である。今後継続的にボランティアを続けていく為には車の問題は避けて通れない問題であ るように思われる。
本日29日、山田町災害対策本部医療班医療課担当者と打ち合わせを行った。
現在鳥取県と大阪府から数日の予定で『心のケアチーム』が現地入りしていることをお聞きしたが、医療とは異なった宗教的アプローチを全曹青には期待 する、という医療課担当者の意向を受けて、そのグループとは別行動で避難所を廻らせて頂く事となった。明日から活動前に、医療課担当者へボランティア参加 者とともに廻る予定避難所を報告し、活動終了後に報告書を提出する。
現時点では行茶形式での活動が出来るか否かは不明だが、電気の不通地区が多く見られる為、竜泉寺様(全曹青復興支援本部・岩手拠点)でお茶を準備し て持っていく予定。なお固定電話は未だ使えず。携帯電話ドコモは通じるが、auは電波状況があまりよくなく、ソフトバンクの状況は不明。
《 岩手県山田町 傾聴ボランティア活動報告 》
活動:全国曹洞宗青年会 基幹事業委員会 森田英仁師、橋垣憲光師、星野正親師
日時:3月30日
場所:織笠コミュニティーセンター(避難者約150名)
織笠小学校(避難者約180名)
目的:傾聴ボランティア活動(行茶)
<3月30日(水)>
午前中は織笠コミュニティーセンターにて行茶活動を行い、傾聴の時間を持つことができた。行茶の準備はしてきたものの、この活動を受け入れてくれる のだろうかと不安感いっぱいだった。しかし今回最初に受け入れのお世話になっている竜泉寺様のお膝元から活動をはじめることができ、ご住職の話題をきっか けに会話をスタートできたことは幸いだった。
午後からは織笠小学校に伺い、竜泉寺様にも同行していただいた。避難所の方々は熱心にご住職の話に耳を傾けており、この織笠地区におけるご住職と地 元の方々との強い結びつきを感じた。避難所の方々に個人的に話を伺うと、やはり近い将来に対する不安を訴える方が多かったように思える。しかし海という自 然と長年共に生きてきた方々は事態を真摯に受け止めており、今回の津波の被害状況について、これまで胸に溜め込んできた熱い思いを私たちにじっくり語って くれた。
避難者の方々は恐らく、自分自身の内面に不満と怒りのやり場のなさを抱えているのだろうと思う。しかしそれを私たちにぶつけてくることはなく、逆に 私たちに暖かい眼差しを注いでくれた。その我慢強さに感服する一方、私たちは本当に寄り添うことが出来ているのだろうかと多くの反省点があるように思え た。今回は竜泉寺様の地元の地区での活動が主となったが、今後は他地区での活動の際にどのようにして受け入れていただいていくかに一抹の不安を抱えてい る。曹洞宗全体、並びに全国の曹青会会員各位に更なる復興支援活動の協力をお願いするばかりである。
最後に追記するところでは、今回の津波の被害状況を行茶の話題として扱う場合、被災者の心情を慮り細心の注意を要することは間違いない。
《 活動レポート 》
■活動日:平成23年3月30日
■活動場所:福島県国見市、宮城県角田市、宮城県山元町
■目的・活動内容:行茶下見、今後の活動のための視察
■参加者:計5名 / 久間会長、宮下副会長、松岡総合企画委員長、細川総合企画委員、大山 義道 師
■レポート・所感
・国見市観月台文化センターを訪ね、今後の行茶活動を検討している栃木県曹洞宗青年会の下見等をおこなう。
・今後の活動において、宮城県の南部沿岸の活動の為の拠点候補として、角田市自照院を訪ねる。自照院においては、今後活動のための協力ができることを内諾いただき、今後、宮城県曹洞宗青年会や活動のための準備ができる運びとなる。
・角田市は仙台、石巻から相馬方面へ、また、福島方面からも入りやすい位置にあり、活動に際して移動がしやすい。
・活動の受け入れを行うにあたり、現地の宿泊施設の候補として、青柳旅館(0224‐63‐2052)、入浴施設および宿泊施設としてグリーンホテルを確認。ただし、宿泊施設に関しては、他の復興支援者の宿泊予約のため確約は取れない。
・活動の候補として、山元町の社会福祉協議会、避難所でもある山元町中央公民館を訪問した。現在9か所の避難所(数日後に8か所に集約)があり、今 後行茶などの活動を、是非行っていただきたい故を、生涯学習課の担当者と話し合うことができた。今後の調整が必要である。ただ、山元町においての避難者の ストレスは非常に大きくなっているということと、避難所が込み合っていることから、行茶の実施については、工夫と配慮が必要である。
・山元町訪問ののち、国道6号線を相馬市方面を経由し帰路につく。途中の津波の被害の大きさには言葉を失った。
《 活動レポート 》
■報告日 報告者
平成23年3月28日 報告者 全国曹洞宗青年会 宮下俊哉
■活動団体(主体)
全国曹洞宗青年会(久間会長、宮下副会長)
■活動日
平成23年3月24日~25日
■活動場所
宮城県 石巻市、気仙沼市、岩手県 一関市への物資搬送(第一回)
■活動内容
○物資搬送および現地調整
・気仙沼市において現地活動をしているSVAより、物資ニーズを聞き取り、支援物資として、「炊き出しセット」および、水害(津波)の片づけ対応への物資支援を決定。
・全曹青HP『般若』および、管区理事を通じて各曹青会へ物資提供を呼びかける。
・物流事情が回復しないことから、物資搬送を二回に分け、第一回目として、長野集積(上田市長谷寺)と佐川急便福島中継センターを集積地として、物 資搬送を計画。長野では、NPOの協力により当初要望の多かった灯油を気仙沼へ搬送、全曹青からも石巻市へ灯油、ガソリン、軽油などの支援が実現した。
・24日、長野、福島にて物資を積み込み仙台入り。宮城曹青・門脇会長のご厚意で林香院様に宿泊。
・25日、宮城県曹洞宗青年会の協力(葦名師)を得て、気仙沼へ物資を搬送。気仙沼市社会福祉協議会の臨時ボランティアセンターおよび宝鏡寺様へ物資を届ける。
・第二回は30日受取分の物資を、翌31日に搬送予定。配送先は検討中。
○今回の物資についての提供団体等(順不同)
・熊本県曹洞宗青年会、静岡第三同志会、東三河曹洞宗青年会、長野県第一曹洞宗青年会、長野県第二曹洞宗青年会、三重県曹洞宗青年会、全国曹洞宗青年会
■協働者、協力者
宮城県曹洞宗青年会、三重県曹洞宗青年会、特定非営利活動法人ほこほコネクト、真田陸送株式会社、シャンティ国際ボランティア会、竜洞院・渡津法晃老師、金龍寺・長坂昌久師
■所感等
・物流が再開したとはいえ、集積センター自体は混乱しており、荷物を探し出すことに時間がかかった。また、依然現地の燃料事情は悪い。現地ニーズも刻々と変化しており、今後はさらに現地との調整と、呼びかけから実施までのタイムラグを見越していきたい。
■その他、他の活動しようとする人に伝えておきたいこと
・現地の給油が困難であるので、帰りの燃料も用意したうえで、現地入りが重要。
追記
・全曹青では、24日に石巻市の宮殿寺様、洞源院様、法山寺様へ、灯油、ガソリン、軽油の燃料物資をお届けした。
・24日に全国各曹青会よりの救援物資(炊き出し、水害対応)と経団連からの支援物資を翌25日に気仙沼のSVA、宝鏡寺様、少林寺様へお届けした。(久間会長、宮下副会長と長野市民ボランティア)
・22日より静岡第四曹青の須賀師、白井師が気仙沼入りし、SVAと一緒に活動中。静岡第四曹青・舘会長とお話をさせて頂いたが、その復興支援活動への強い意志を感じ大変頼もしく思った。
・愛知の渡津老師と共に気仙沼市の青龍寺様へお伺いした。気仙沼市中心部にある青龍寺様だが、その近隣は容易に言葉が出ない程、津波被害の爪痕が残されていた。
※気仙沼・南三陸の視察
津波の破壊力を目の当たりにし呆然とするばかり。陸地や廃墟に突き刺さった廃船や車をみると異なった世界に居る感覚である。波の通り道での被害は凄 まじいが、その他の場所では何事も無かったようで、それが余計に不気味さを感じさせる。潮と様々なものとの混合した匂いが強い。水道、電気、ガス、のライ フラインは未だ復旧せず。
※気仙沼(SVA)からの支援物資のリスト
下着・歯磨き(歯ブラシ・歯磨き粉)・おむつ・バケツ・バスタオル(タオルは不要)・生理用品・ふとん(毛布は不要)・軍手・長靴・調味料(特にだ し)・紙食器・野菜今回(週末2日間で集め月曜日に現地に運ぶ予定)・女性用下着(特にパンツ)・調味料(特にお酢、本だし、みそ、醤油、砂糖、塩、味の 素なども)・野菜ジュース(一人用の紙パックのもの、カンや瓶はNG)・文房具(4月で新学期が始まるため何でも良いとのこと。例えばえんぴつ、消しゴ ム、ノート、マジック、クレヨン、色鉛筆、筆箱、落書き帳・・・・・・・など)・出来たら日持ちする野菜(根菜類)
《 活 動 報 告 》
報告:全国曹洞宗青年会 瀬田啓道
日時:3月26日 福島県相馬市、南相馬市を視察(久間会長、基幹事業委員 星野、瀬田)
相馬市にて一般ボランティア
場所:相馬市 慶徳寺、南相馬市 岩屋寺、南相馬市 同慶寺を視察訪問
目的:被害状況の確認、情報交換
○被害状況
慶徳寺御住職は奥様と仙台市内にて被災。急いで帰山するも通常、1時間の行程も地震の影響により9時間かかったという。被害状況は、本堂前の灯籠が横転。庫裡の瓦が落下。本堂内の灯籠横転、香炉等落下。位牌堂の位牌散乱。墓地の墓石灯籠倒壊多数。
岩屋寺御住職は、震度6強の揺れの中でも本堂等に被害はなく、現在は毎日火葬場に詰めて供養を行っているとのこと。
○視察訪問の所感
慶徳寺山内に被害が多数及ぶものの、御住職も「こればかりは仕方ない。ゆっくり直していけばいい」という姿勢に心打たれた。岩屋寺のご家族は会津若 松市に避難、御住職はお寺に残り火葬場に通う日々。ご自身も被災されている中、火葬場での法要を気丈におこなっている御住職を支えていきたいと感じた。
>一般ボランティア
相馬市総合福祉センター内避難所にて食事配膳ボランティアに参加。地元相馬市在住の元相馬市職員の方2名とともに活動。昨日の避難者の昼食は、おに ぎり2個、リンゴ1個、漬け物を紙コップに入れて1カップ、ヤクルトミルミルS1個。ボランティアセンターの職員や学生ボランティアの方々とともに役割分 担して準備、配膳、片付け作業を行った。
元市職員の女性は配膳中、震災後に行方不明になっていた知人と偶然に再会し、お互いの無事を確認し抱き合って涙を流していた。自分の隣に立って配膳している現地ボランティアの方がたも被災者なのだと、あらためて実感した。
>相馬市旧相馬女子高等学校(南相馬市原ノ町、小高地区被災者避難所)での炊き出しボランティア活動に向けての調整
南相馬市の避難所担当の方によると、現在、人員、食材の手配が来週以降にならないと整わないとのこと。そんな中で炊き出しを提案させていただいたと ころ、「是非お願いしたい」という返答をいただいたので、南相馬市の避難所担当者、福島曹青・高森会長、久間会長と協議調整し、明日3/29夕食から向こ う一週間を目処に炊き出しボランティア活動を福島曹青の方々とともに開催する運びとなった。
*3月24日に福島県国見町にて「行茶ボランティア活動」として、瀬田基幹事業委員が活動リーダーとなり、福島曹青会員、教区寺院僧侶と協働で、計6名にて実施。
《 活 動 報 告 》
報告:全国曹洞宗青年会 瀬田啓道
日時:3月25日 福島県相馬市を視察(基幹事業委員 星野、瀬田)
現在、相馬市の避難所8ヶ所に2299名が避難。そのうち、相馬市総合福祉センター視察。センター内に相馬市社会福祉協議会と避難所が設置。当避難 所には500名が避難。しかし、500名が避難生活するにはスペースが足りず。廊下、2Fエントランス等に段ボールを敷き生活されている方々も見受けられ た。また物資が大量に運ばれており、保管するスペースを確保することにも苦慮されている様子。そして未だ身元がわからない方々が多数おり、遺体安置所への バスが定期的に運行されていた。遺体の内、身元が判明された方は全体の3分の1ほどで、3分の2の方は未だ不明。相馬市社会福祉協議会の今野総務係長の話 によると、以前、相馬市総合福祉センターには滝の絵が飾られていた。しかし被災者の皆さまがその絵を見ると、津波を連想し、恐ろしくなるのだという。そこ で滝の絵を下ろしたということがあったという。また、遺体となって発見され身元が判明したとしても遺族の方々は涙が出ない。なぜなら身元が判明し、ようや くそばに帰ってきてくれたことにより、安心するのだという。それが実状。つらい現実です・・・
行茶については、「素晴らしい行いだと思う。是非相馬市に入っていただきたいが、今は身元不明者があまりにも多く、避難所内も混乱している。行方不明者や遺体の身元判明がもう少し落ち着いたら是非お願いしたい」というご意見をいただいた。
*全曹青災害復興支援部は、3月17~18日の行程で長野県第一宗務所青年会と協働にて福島県内への救援物資の搬送。
配輸送した物資を福島県曹洞宗青年会員が、自治会長、福祉施設などを通じて被災者へ配布予定。
※今回の物資輸送に関しては、任意ボランティア団体では通行許可がとれず定款に災害支援をうたうNPOとして再申請にて受理をされたが、政府通達により民間物資は受け付けないとしているため、現地より特定の救援物資依頼(届け先と物資の特定)の要請があることの文書の添付を要求された。
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