2016.04.21
平成28年4月21日
全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)に多くの情報提供、
また多くのご支援のお申し出をいただき、誠にありがとうございます。
全曹青では、4月19日から20日に、安逹会長・酒井副会長が九州曹洞宗青年会の皆さまと
今後の支援活動についてご相談させていただき、
併せて、物資の搬入、熊本市内での炊き出しを行いました。
以下、ご報告いたします。
【4/18】
夕方、長野県上田市長谷寺様のストックヤードから
炊き出しステーション・材料を車に搬入し、酒井副会長が出発。
陸路、熊本へ向かいました。
途中、安逹会長が合流しました。
【4/19】
高速道路・一般道を経由し、朝、熊本県に入りました。
連絡・準備の後、熊本県曹洞宗青年会の方がたと合流し、
熊本市内の砂取小学校で夕食炊き出し(500食)を行いました。
器材はストックヤードから持ち込んだ炊き出しステーション一式を使い
(赤い羽根共同募金の「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」から)
クリームシチューやパンをご用意いたしました。
また、何が必要とされているのかの聴き取りもいたしました。
【4/20】
午前、三重県の鬼頭師が、
三重県熊野市光明寺様のストックヤードから炊き出し器材・材料を持参され合流。
その後、九州曹洞宗青年会の方がたとも合流。
砂取小学校と、近くの出水中学で夕食炊き出し
(砂取小350、出水中200、計550食)を行いました。
パンやおにぎりを毎食一個づつしか配給されてない場所で
温かい食事を召し上がっていただきたいとの思いで、
ごはん(アルファ米)、豚汁、竹の子の煮つけ(地元食材)、漬物、鶏そぼろ缶の5品
「竹のこ・とりそぼろ定食」となりました。
その後、上益城郡御船町の東禅寺さまへ炊き出し機材、物資搬入。
熊本県曹洞宗青年会永野会長さまのお寺に、
ストックヤードからの物資一時保管場を開設させていただきました。
現在、全国のストックヤードから
アルファ米600,そぼろ缶600,水沢山、発電機1台、炊き出しステーション2台が届いております。
明日以降は、アルファ米2400、そぼろ缶2400、炊き出しステーション1台が到着予定です。
震災から一週間。
毎食おにぎりやパン1個という生活の中で、
炊きたてのご飯・温かい料理で身も心も温まったと嬉しいお言葉をいただきました。
ガスが復旧するまでの間は、炊き出しのニーズは多いと思われます。
炊き出しにご協力いただける曹洞宗青年会様がおられましたら、
ご連絡いただければと思います。マッチングをさせていただきます。
現地は交通できない道路も多く、渋滞も発生しております。
また宿泊場所もなく、余震も続いております。
自己責任でのお願いにはなりますが、多くの皆様方のご協力よろしくお願いいたします。
引き続き、関係団体の皆様と情報共有を図りながら、情報収集・発信をいたします。
できましたら、地元のご負担を減らすためにも、直接のお問い合わせはできる限り控えていただき、
要望等がありましたら、こちらからご連絡させていただきます。
ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。
お問い合わせ先:全国曹洞宗青年会 災害復興支援部事務局
shien.zensousei@gmail.com (担当 城市)
全国曹洞宗青年会 合掌