2010.07.09
特別委員会
委員長久間泰弘
全国曹洞宗青年会の組織改編に伴い災害への対応の在り方に関して『素案』を総会において確認いただき、今後全曹青の災害ボランティアへの対応に関して『素案』を基に検討をはじめた。7 月、8 月に発生した豪雨災害に関しては、『素案』を軸に災害復興支援部としての対応を行った。9 月14 日の特別委員会において災害復興支援部として、災害への対応について総括報告を行った。その後の検討作業では、この総括の反省を基に、『素案』の見直し作業を行い、『全国曹洞宗青年会災害等ボランティアに関する組織体制のガイドライン(案)』として提案し協議をいただくことになった。
第1回 特別委員会平成21 年7 月2 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(8/9名)、執行部(18/20名)、監事(2/2名)
第2回 特別委員会平成21 年9 月15 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(8/9名)、執行部(19/20名)、監事(2/2名)
第3回 特別委員会平成21 年10 月23 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(6/9名)、執行部(15/20名)、監事(1/2名)
第4回 特別委員会平成21 年11 月26 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(5/9名)、執行部(18/20名)、監事(2/2名)
第5回 特別委員会平成22 年4 月19 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(7/9名)、執行部(16/20名)、監事(2/2名)
第6回 特別委員会平成22 年5 月12 日 於:曹洞宗檀信徒会館
【出席者】管区理事(8/9名)、執行部(19/20名)、監事(2/2名)
全国曹洞宗青年会の組織改編と災害への対応の在り方に関して、『素案』を基に今後の在り方や組織を検討してきた。その最中、7 月に「21 年中国九州北部豪雨」8 月の「台風9 号による災害」「駿河湾沖地震」にみまわれることになった。これら災害に対しては「検討中」という空白期間を生み出すことなく組織的対応が出来た。これは、『素案』を総会において皆様に確認いただけたことでもあり、またこの災害は『素案』の問題点を洗い出すことにもつながった。これら『素案』による対応については、総括報告を行い、その反省を基に、災害等ボランティアの在り方に関して『素案』全ての見直しと再検討作業を行った。その結果として『全国曹洞宗青年会災害等ボランティアに関する組織体制のガイドライン(案)』を協議いただくことになった。このガイドラインは、全国曹洞宗青年会が組織的対応と個人の対応にも配慮をすると同時に個人集中の負担を減らす狙いも含まれている。また『素案』に比べ簡略化を行い、説明を少なくすることで、柔軟な運用ができることを望んでいる。情報に関する関連でも、ブログ形式による専用WEB ページを設け、迅速な情報の収集と共有を図りやすくできるよう提案している。災害などは、いつどこでおこるかわからないものであり、災害には、普段の生活では注意を向けないと気がつかない社会課題や日常課題が露呈するといわれている。これらに対して、災害が起きて「対応」するのでなく、平時より、災害に対する心構えと、社会課
題や日常課題に目を向けていけるよう、研修や意識啓発を図っていくことにも重点をおいていきたい。さらに、柔軟な対応ができるようガイドラインの点検も行い、災害とは特別に対応するというものでなく、普段の私たちが福祉や精神、ボランティア、社会コミュニティなど様々な方面にも関心を持ち減災へと繋がるように考えていきたい。
1. 災害等に関する組織体制について今後も継続審議とする。
柔軟な対応ができるように再度ガイドラインの検討や点検を行う。また平時より、災害に対する心構えと、社会課題や日常課題に目を向けていけるよう、研修や意識啓発を図っていく。
2. 会則・規程の精査
会務の現状を精査し、修正の必要性がある会則・規程を検討し、その問題点等を提起していく。
3. その他必要と思われる事項は適宜議題に取り上げていく。
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