東日本大震災三回忌慰霊法要<福島県>

2013.04.06

<福島報告>※全曹青が関与、協力した法要についての報告です。

平成二十五年三月十一日、全日本仏教青年会主催・世界仏教徒青年連盟協力,全国曹洞宗青年会主管による追悼慰霊・復興祈願法要・復興イベント「音と祈り、未来への光」が、福島市音楽堂大ホールにて開催されました。

午後一時半からの第一部では、樋上孝教副理事長による開式の辞、村山博雅理事長の主催者挨拶の後、「追悼慰霊復興祈願法要」が始まりました。金峯山青年僧の会の法螺、全国日蓮宗青年会の雅楽と木剣修法、全真言宗青年連盟の声明、神道青年全国協議会の巫女舞、全国浄土宗青年会と総本山知恩院式衆有志による声明が勤行されました。

被災地代表西田敏行氏のお話の後、午後二時四十六分に会場内約千名の参列者が祈りの火を灯し、村山理事長と西田氏の宣言により全員で黙祷を捧げました。

その後、『鎮魂の誓い』を村山理事長と西田氏が声を合わせ力強く奉読。全真言宗青年連盟の声明・太鼓、全国曹洞宗青年会の祈祷太鼓に合わせ会場の宗教者と参列者が地域・宗教・宗派を超え一体となり『般若心経』を読誦、祈りを重ねました。

午後三時半からの第二部では、世界仏教徒青年連盟(WFBY)に加盟する世界各国の団体から届けられた祈りの灯火が、日本仏教青年会の各宗派代表により献灯されました。献灯に合わせ築地本願寺副オルガニスト小島弥寧子氏による厳かなパイプオルガン演奏が始まり、WFBYを中心にタイ、インド、バングラデシュ、マレーシア、韓国、ネパール、オーストラリアの7カ国からのメッセージが上映されました。

その後、タイから来日されたWFBYポンチャイピニャポン会長より、復興への祈りを込めた仏像が全日本仏教青年会へ贈呈されました。

最後に、松岡広也全日仏青副理事長(全曹青会長)による閉式の辞の中で、ともに復興の道を歩む誓願と祈りを込め、法要は終了いたしました。

※法要はユーストリームを使いインターネット上に生中継され、当日福島に来られなかった方にも中継を通じて祈りを捧げていただきました。生中継された映像は現在、第一部と第二部に分けてユーチューブで公開されております。

第一部

http://www.youtube.com/watch?v=niQAr8JZQyk&feature=player_detailpage#t=1s

第二部
http://www.youtube.com/watch?v=4z6BYTsBQSA&feature=player_detailpage

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