2011.07.08
この度の東日本大震災におきまして、全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)の活動に、ご理解ご協力をいただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。
現在私どもは、福島県にあります災害復興支援本部を拠点とし、各曹青さまと共に避難所や仮設住宅などで行茶による傾聴活動を行っております。被災者の生活環境が仮設住宅へと変わろうとしている今、プライバシーは保たれる反面、閉鎖的になることが危惧されております。
そこで、全曹青では長期化する避難生活の中で、
《誰かとつながっているというやすらぎ、安心感を交換したい。文通を通して、温かい言葉、心をかわしたい。》
その思いから「虹のかけはし文通プロジェクト」をご提案させていただきます。
この企画は、「会いに行くだけが、すべてではない」というNPO法人『よろず相談所』牧秀一先生のご助言を参考にした活動であり、阪神淡路大震災では多くの人々の心の支えとなりました。
なお、この企画は文通を通した交流が主旨であり、被災者のケア、被災地のニーズ調査の目的で行うものではありません。あくまでも被災地と全国との対等な関係であり、「心のかけはし」を築くことを目的としております。
内容をご確認いただき、ご協力いただけます方は下記担当者までご連絡くださいませ。必要部数、解説書類をお送りいたします。
当企画の趣旨をご理解いただき、ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
全国曹洞宗青年会 会長 松岡広也 九拝
①メッセージを思い想いに書く
セットの絵はがきに被災地へのメッセージをお書きいただきます。どのような方が書かれたかがわかるように、年齢や職業、性別を必ずお書きください。励ます言葉よりもお国自慢や自身のアピールが良いかと思われます。こちらから「何か聴いてあげる」ではなく、むしろ聴いてほしい内容でお願いいたします。
②返信先をご記入ください
郵便書簡に返信先をご明記いただきます。
住所は個人、または、とりまとめ寺院の住所をお書きいただきます。
③とりまとめ寺院にて回収
担当者までご返信下さい。被災地へお届けいたします。
④被災地の避難所へ設置いたします。
被災者が受け取られ、もしかしたらメッセージが届くかもしれません
※個人情報は文通の間のみで交わされ守られます。事務局では管理いたしません。
※必ず返事が来るという訳ではありません。
文通プロジェクト担当
〒620-0844 京都府福知山市多保市1077 善光寺 大山義道
電話0773-27-3744 FAX0773-27-8958
〒629-3111 京都府京丹後市網野町三津43 廣通寺 松林宏明
電話・FAX0772-72-2271
事務局
災害復興支援本部 〒960-0806 福島県伊達市霊山町山戸田字中ノ内20 成林寺内
①メッセージを書いていただく絵はがき(栃木県・岡倉石朋氏作)
②被災地から返事を書いていただく郵便書簡
③メッセージを受け取っていただいた方への案内文
④メッセージを書いていただく方への説明文
以上を透明フィルムの封筒に収めます。
被災地の寺院や集会所に設置いたします。
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