【参加報告】大阪・関西万博「万博寺」

2025.10.01

令和7年9月26日(金)、大阪・関西万博に1日だけのお寺「万博寺 ばんぱくじ」が登場しました。約250人の僧侶が宗派や地域を超えて、会場の東ゲート前ポップアップステージに集いました。

今回のテーマは「生死脈々 しょうじみゃくみゃく」。生と死がつながり受け継がれていくことを主題に、各宗派の儀礼儀式を始め、漫才説法ライブやテクノ法要など多彩なプログラムが展開されました。

 当イベントの核となる催しは「命告り いのり」と題した各宗派の儀礼儀式です。参加宗派がそれぞれの儀礼を執り行う中、各宗派の法要に先立つ形で、万博寺の落慶法要が全日本仏教青年会により曹洞宗の法式に則って厳修されました。村山博雅 全曹青顧問、WFBY(世界仏教徒青年連盟)会長 導師の元、装束の異なる各宗派の僧侶が同音に般若心経を読誦しました。

「世界の恒久平和と、持続可能な地球の為に祈りを捧げる」という村山顧問の力強い宣言をもって、法要のバトンは宮本昌孝全曹青会長が導師を務める曹洞宗へ。万國慰霊法要と題した本法要では、修証義一章を読誦・行道した後、今万博に出展する各国の国名を読み込み祈りを捧げました。

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