【創立50周年記念事業】災害復興支援活動全国研修会・四国管区研修会

2024.09.26

令和6年9月26日(木)、愛媛県西条市興雲寺様にて、四国管区の災害復興支援研修会が行われました。四国各地と全曹青出向者合わせて、30名の方にご参加いただきました。四国管区からの参加者は同地区青年会員の約50%の割合とのことです。

研修会開催に先立ち、会場である興雲寺ご住職で、全曹青第18期副会長であられた高木一晃師よりご挨拶いただきました。全曹青18期は、2011年に発生した東日本大震災にあたる期であり、その時に情報共有のツールとして、災害メーリングリストを作成したそうです。このメーリングリストは、現在でも運用されており、全国で発生した災害の際に有効活用されています。

四国研修でも過去の災害復興支援研修で講師を務めていただいた中島武志氏を現地にお招きする予定でしたが、9月21日に発生した能登半島豪雨災害の復興支援のため、現地にお越しになることはできませんでした。そのため、午前のストックヤードの炊き出し実演は、森井50周年事業実行委員長を中心に、全曹青出向者がアルファ米の使い方や、炊き出しの一例、ストックヤードの使い方などの実演を行いました。実演の合間には、災害復興支援部コーディネーターでもある宮本副会長より、能登半島地震を始めとする各地災害の状況についての報告を行いました。

午後の講義では、石川県珠洲市に災害支援を行っている中島氏とオンラインでつなぎ、災害支援の心得についての講義がありました。講義後、研修参加者と講師とで双方向のディスカッションが行われました。活発な意見交換が行われましたが、共通して、「作業のスピードも大切だが、住民さんに寄り添って活動する」ということが、何よりの大きな支援であると気付かされた研修会でした。

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