皆さまには平素より全国曹洞宗青年会の活動にご理解ご協力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
当会は第25期にあたり『結集:想いを結び合わせ、未来へ』をスローガンに掲げ、さらに発足理念である『大衆教化の接点を求めて』に照らし、仏教界、宗門、各寺院が置かれている“今”を見定め、新しい時代を切り開くべく様々な活動を展開してまいります。
第25期活動方針
全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)は第25期において創立50周年を迎えます。この節目に、いま一度当会の創立理念である『大衆教化の接点を求めて』の精神に立ち返り、「現代に生きるわれわれ青年僧侶が当会の精神とどのように向き合うか」「当会の創立理念である『大衆教化の接点を求めて』をいかに実践するか」を念頭に活動を展開します。
昭和50年に創立した全曹青の初期の広報誌「曹青通信」には次の「四つの柱」が毎号飾られていました。
- ・青年僧侶のエネルギーを結集しよう
- ・社会的価値ある活動をしよう
- ・青年宗侶の自覚を促そう
- ・地域における活動の連携を深めよう
この四つには、創立時の諸先輩方の活動への想いが込められています。それは「僧侶が個々で教化活動を行うだけでなく、僧侶相互の活動と地域の活動を活発化する」「かつての寺檀関係の枠を超えて、社会全体との繋がりにおいて僧侶としての生き方を見出す」ということです。
僧侶の生き方の核にあるものは、お釈迦様の御教えであり、御教えを一人でも多くの方にお伝えしたいという気持ちです。全曹青の創立理念である『大衆教化の接点を求めて』や上記の「四つの柱」も、お釈迦様の教えをより多くの人々に拡げることを共通の目的としています。
僧侶としての生き方あるいは活動エネルギーの源泉であるお釈迦様の人となりとその教えを、青年僧侶があい集って学び、実践する。そして青年僧侶の活動が将来の全曹青、また曹洞宗門にとっての活動の礎となるような活動を展開する。お釈迦様から道元禅師・瑩山禅師を経てこれまで相承されてきた仏法、それに全曹青の諸先輩方が紡ぎ上げてきた想い、現役会員の活動への想い、それらを一つに結びつけ、未来へと放つ。その実践のため、第25期のスローガンを『結集:想いを結び合わせ、未来へ』といたします。
また、今期は全国曹洞宗青年会設立50周年にあたる年となります。50周年にちなみ、様々な記念事業も計画しております。
災害復興支援活動
各地災害被災地で活動する青年僧侶の後方支援や防災拠点(ストックヤード)整備、行茶活動など、被災地と全国を繋ぐ活動に引き続き取り組みます。
これまで培ってきたボランティア活動を未来へと繋いでいきます。
精進料理教室 味来食堂
ファーストフードや子どもの孤食など、食生活の崩壊がさけばれて久しい昨今です。料理を作ることも、食べることも修行のひとつであります。
感謝の心を持って、「命をいただく」ことを意識しながら調理し食することは、飽食の時代に育った世代に改めて命の尊さを伝え、「命」と向き合える場を提供します。
また「和食」の基本である「出汁」に注目して和食本来の「味」を伝え、日本伝統の食文化への理解を深める場を提供します。お坊さんと親しくふれあいながら精進料理を体験していただいています。
全国曹洞宗青年会の活動にご理解を賜わり、大きな支えとなる賛助金にご協力賜ります様、何卒お願い申し上げます。
全国曹洞宗青年会 第25期
会 長 田ノ口太悟 (福岡県曹洞宗青年会)
副会長 髙栁龍哉 (秋田県曹洞宗青年会)
副会長 山崎秀典 (曹洞宗山梨県青年会)
副会長 宮本昌孝 (山口県曹洞宗青年会)
50周年記念事業実行委員長 森井宗淳 (いずも曹洞宗青年会)
事務局長 仲野大悟 (熊本県曹洞宗青年会)
総合企画委員長 佐藤大起 (宮崎県曹洞宗青年会)
広報委員長 宮本貴心 (宮城県曹洞宗青年会)
教化委員長 天雨顕成 (長崎県曹洞宗青年会)
国際委員長 神野太賢 (愛知県第一曹洞宗青年会)
・ご賛助いただけます方は、下記「クレジットカード決済」または「賛助金受入口座へのお振込」にてご送金のほど、お願い申し上げます。
・広報誌「SOUSEI」、また当HP「般若」掲載予定の賛助費浄納御芳名簿に掲載させて頂き、御礼に代えさせていただきます。
※ 賛助金の中から全国曹洞宗青年会「ボランティア基金」に繰り出し、ボランティア活動経費に充てさせて頂きます。
賛助金受入口座
銀行名:ゆうちょ銀行
口座名:全曹青曹青通信係
記号番号:00190-8-701868
※他行から振込の場合
銀行名:ゆうちょ銀行
店番:019
店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店)
預金種目:当座
口座番号:0701868
※ゆうちょ銀行のご利用明細書、または振替払込請求書兼受領書を領収書としてご利用下さい。