2016.06.28
平成28年6月23日午後1時から、福島県福島市の曹洞宗東日本大震災復興支援室分室を会場に、全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)災害復興支援部会議を行い、復興支援室分室から久間主事以下4人、全曹青から安逹会長以下8人の出席により議事を検討しました。
熊本地震については、現在の情報共有と今後の対応、連絡体制、情報の発信について検討しました。
東日本大震災七回忌については、岩手・宮城・福島の地元寺院・青年会、また全日本仏教青年会の慰霊法要の動向を確認しながら、慰霊法要への全曹青の参加、また七回忌に向けての取り組みについて確認を行いました。
また、本年は徳島と秋田で開催される「自然ふれあい広場」についての確認も行われました。
続いて午後3時から復興支援室分室を会場にストックヤード会議を行い、全国5カ所に設置されたストックヤードの内4寺院の皆様と復興支援室の武藤係長にお越しいただき、支援部会議参加者とともに議事を検討しました。
先ず熊本地震の報告を城市支援部事務局長から、続いてストックヤードガイドラインについての協議が、酒井副会長を中心に協議されました。
熊本地震の初期対応では、各地のストックヤードから炊き出し器材セット、発電機、非常用備蓄食料が搬入され、現地での炊き出しに利用されました。
設置初期には「設置寺院周辺の住民の生命維持に寄与する」ことを主に想定していたストックヤードですが、「遠隔地での大規模災害の救援活動に寄与する」面も大きくなりました。
遠隔地で災害が発生した時の輸送方法、どこに何があり拠出できるかなどの情報集約、物品の更新・維持、新たなストックヤードの設置や意識啓発・情報提供、多宗派との連携など、様ざまな面から設置寺院様からもご意見をいただき、協議いたしました。
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