2016.04.28
平成28年4月26日(火)晴天の下、本年も奈良県東大寺で「仏法興隆花まつり千僧法要」が厳修されました。
主催である全日本仏教青年会(以下、全日仏青)の加盟団体である全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)からは、約130人が参加。全体では約500人もの各宗派の僧侶が全国各地から集い、千僧法要をお勤めいたしました。
午前10時から、東大寺大仏殿の東側にあるアショカピラー宝搭に各宗派から約50人の僧侶が集まり、周辺の清掃や獅子像の苔落としを行いました。
その後、境内の金鐘会館で随喜の各宗派僧侶が威儀を整え全体打合せを行い、午後12時45分に会館を出発して、大仏殿に向かいました。
大勢の観光客の方がたも、行列の様子を撮影されたり、合掌をされておりました。
大仏殿登壇の後、全日仏青の東海林良昌理事長が全ての法要を通しての導師として大仏前に座られ、開式の辞、惣礼、金峯山青年僧の会による法螺吹奏、天台仏教青年連盟による声明・散華の後、法要が各宗派により勤修されました。
全真言宗青年連盟による「声明」、融通念仏宗青年会による「声明・念仏」、
全国日蓮宗青年会による「木剣」の後、
全曹青は「般若心経・大般若経転読・普門品偈」をお勤めいたしました。
導師を務めた安逹会長は、大仏、また大仏殿に参拝されていた多くの方がたに向け『大般若経理趣分』を転読し、仏法の興隆と世界平和、さらには各災害の復興祈願の祈りを捧げました。
最後に、全国浄土宗青年会による「念仏」の後、回向と四弘誓願をお唱えいたしました。
引き続き、アショカピラー宝搭に移動し、南都二六会会長を導師に、花まつり法要が勤修されました。
『般若心経』読経の中、各団体代表が焼香の後、2体の誕生仏に潅水をされました。
法要後は会場を移動し、熊本地震支援情報交換会が行われました。
※一連の行事につきましては、広報誌『SOUSEI』174号(平成28年8月発行予定)に詳細を掲載いたします。
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