第27回曹洞宗北海道青年会岩見沢大会
6月6日、北海道岩見沢市平安閣で「第27回曹洞宗北海道青年会岩見沢大会」が開催されました。前日は初夏の北海道では珍しく、気温30度を超える真夏日となっておりましたが、当日は北海道らしく過ごしやすい気候となりました。
正午から受付を始め、午後1時30分より記念式典。式典では大会長である北海道第2宗務所青年会会長の小原輝昭師より「今大会は『今自分たちに必要とされているものは何なのか』を考え、同じ志を持つ宗侶として、経験や体験を積極的に交換する親睦の場としたい」との挨拶がありました。
午後3時からは、評論家・仏教家として様々なメディアでご活躍されている宮崎哲弥氏を特別講師にお迎えして、「宮崎哲弥と仏教の今とこれからを語ろう」というテーマで記念講演が行われました。「語ろう」というテーマに則り、全員が○と×の札を手にし、宮崎氏の意見や質問に全員で札を上げるという形式でした。熱い意見が飛び交う等、来場された方がたは積極的に参加しておりました。
午後5時からは定期総会を行い、午後6時から懇親会。広大な北海道では宗務所や教区が違うとなかなか顔を合わせる機会がありませんので、久しぶりの再会に終始笑顔の絶えない様子でした。2年に一度の大変な行事であったと思いますが、116人の参加者が集まり、大円成で終えることができました。次期開催宗務所は一番会員数が多い北海道第一宗務所となりますので、また盛大に行われることと思います。
報告/広報委員 加藤芳憲