第1回傾聴研修会(福岡県開催)

2014.03.20

はじめに

東日本大震災発災後の被災地での傾聴ボランティアに対して寄与する面の大きかった「電話相談員育成プログラム」(全曹青第18 期・基幹事業委員会)を再構築し、新たに傾聴研修会として開催いたします。
研修内容は、6時間〜8時間の基礎研修と開催地の特性を生かした実地研修、または外部講師による専門的講義を行います。特に各自が抱える悩みや実際の事例をロールプレイとして実習し、多角的な捉え直しを行います。これらの研修によって傾聴の技術を修養すると共に、青年宗侶同士の意識や現代の問題を共有する場といたします。

『傾聴』とは

聴くとはまっすぐに聴くことです。
聴覚だけでなくあらゆる感覚を用いながら、相手そのものをまっすぐに受けいれます。寺院の玄関先や檀務等の際、悩み苦しんでいる檀信徒および一般の方々と相対するとき、ともに向き合うことが僧侶として大切な役目となっています。先入観を持たず、相手の立場や想いを尊重し、一心に耳を傾けます。その寄り添いの中で、悲しみや苦しみでこころが詰まっていた方が自然な流れで自分の道を見出せるようになればと考えております。
傾聴の対象は、特別な環境で苦しんでいる人たちだけではなく、ごく当たり前の日常を生きる方々です。何とか力になりたい、支えとなりたいと想い寄り添う、その手段と姿勢を共に学びましょう。
なお、当事業は「観世ふぉん」特別委員会と連携して行います。

開催計画

◇第1 回
於 福岡県安國寺様
研修テーマ「いのちの際と向き合う」
平成25 年11 月25 日~26 日(終了)

講義内容

テキスト

◇第2 回
於 福島県福島市
平成26 年6 月25 日~26 日

◇第3 回
於静岡県掛川市
平成26 年10 月16 日~17 日(東海管区大会併催)

◇第4 回
開催地、日程を交渉中

研修概要

◇6 〜8 時間程度の基礎的な研修プログラムを行います。
◇実地研修や、外部より特別講師を招いての研修を行います。
◇研修内容・講師の選定は、『観世ふぉん』特別委員会が担当します。

関連情報