2026.07.30
令和8年7月6日(日)、オンライン坐禅会「穏坐」を開催いたしました。
7月の厳しい暑さが残る夜、鳥取県より映像をお届けし、16名の方々と坐禅のひとときを共にしました。


今回の坐禅中の法話では、「手の温もり」をテーマに、人と人とのつながりや命の尊さについて説かれました。
法話では、子どもの手を引く時や病気のお見舞い、大切な人との別れなど、人生のさまざまな場面で交わされる「手の温もり」に触れられ、言葉がなくても心が通い合い、安心や思いやりが伝わることが語られました。一方で、スマートフォンやAIなどの技術の発達によって便利な社会となった反面、人と直接触れ合う機会が少なくなり、本当に大切なものを見失いがちになっているのではないかと問いかけられました。
また、お釈迦様の教えである「中道」に触れ、便利さを否定するのでも過去に戻るのでもなく、何事にも偏らず「今、ここ」を大切に生きることの重要性が説かれました。さらに、看護師が入院患者の手をそっと握り続けたことで安心につながったという実話を紹介し、人の温もりが心を支える力になることが伝えられました。
最後に、合掌する姿は自分自身の命や、ご先祖様をはじめ多くの人とのつながりを感じる大切な行いであることが示されました。間もなく迎えるお盆に向け、手を合わせることで自らの命や人との縁に感謝し、人の温もりを大切にしながら穏やかな心で日々を歩んでいきたいというメッセージで締めくくられました。
次回は8月の最終日曜日、8月30日(日)21時の開催を予定しております。