【参加報告】阪神淡路大震災慰霊法要

2025.01.23

令和7年1月16日、夕方より神戸青年仏教徒会事務所において、阪神淡路大震災慰霊逮夜法要が執り行われました。
「般若心経」「重誓偈」を読誦し、犠牲者を追悼いたしました。

翌日の1月17日早朝には、震災で最も大きな被害を受けた神戸市長田区にある「たかとり教会」と「あわせの地蔵」の2か所での法要に随喜いたしました。

同じく17日夕方より兵庫県第二宗務所青年会の皆様と共に、御蔵北公園にある「鎮魂の碑」前の祭壇に祈りを捧げ焼香いたしました。公園内にある「鎮魂の碑」は永平寺貫首を務められていた宮崎奕保禅師の揮毫による「鎮魂」の2文字が刻まれています。

終戦から80年、昭和100年、今年は大阪・関西万博もあり、2025年はさまざまな節目な年になります。時代が移り行く中で、今年で震災から30年が経ちました。神戸に住む半数以上が「震災を知らない世代」になったと聞きます。これから、だんだんと震災の記憶が薄くなっていくと、いざ大地震が起きた時にその教訓が生かされない恐れがあります。今回の法要を通してですが震災の記憶を伝えていき、災害を受けた人々の気持ちや教訓を語り継ぐことは大切なことだと改めて感じました。

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