令和6年11月6日(水)、鳥取県米子市のChukaiコムコムスクエアにて「味来食堂~僧食を学ぼう~」を開催しました。今回は曹洞宗鳥取県青年会40周年記念大会との併催となり、僧侶と寺族、合わせて12人が参加しました。
この日の献立は、きのこご飯、煮物、柿の白和え、根菜の皮のきんぴら、といった内容で、講師の三島秀典師と礒江紹元師による実演を参考に、参加者も実際に調理を行いました。
柿は食感も大切にして太めに切る、にんじんはヘタの部分をくりぬく様にしてなるべく可食部を多く残すなど、旬の味わいを活かし、素材を余すことなく使う精進料理の技と心を学びました。
調理の後は、五観の偈を唱えて料理を頂きながら、この日の調理に織り込まれた様々な工夫や心遣いについて、講師の方からお話を伺いました。
参加者各自が、それぞれの立場から食を通じた布教のあり方について理解を深めることができる1日となりました。
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