令和6年12月6日(金)、愛知学院大学で「味来食堂~僧食を学ぼう~」を開催しました。講師には山崎元道師をお招きし、午前午後の二部制で健康科学部健康栄養学科の1年生80人を対象に、大学の授業の一環として行わせていただきました。
最初に精進料理の基本知識や調理法などについて学び、実習に移りました。実習ではテーブルに補助がつき、学生同士で話し合いをしながら、和やかな雰囲気で調理を行っていました。
また食事の前には五観の偈をお唱えし、食材の命をいただく際の心構えや食事に対する姿勢を学びました。
その後椅子坐禅、学生の皆さんとの記念撮影を行いました。
当日は学内で木村文輝学長を導師とした成道会法要があり、午前の部で調理したお膳をお供えした法要に随喜させていただきました。
今回は昨年に引き続き2回目の開催となりました。参加者した学生は精進料理に初めて触れる方が大半で、真剣な眼差しで元道師の説明を聞いていました。今後もこのご縁を大切にし、将来を担う学生に精進料理を通して禅の教えに触れていただくと同時に、その教えを伝えていくことの大切さを感じました。
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