2011.03.19
《 福島県南相馬市 (4月26日)活動報告 》
報告: 渡邉文敬師(全曹青会計)
活動団体:四国地区曹洞宗青年会
活動日:平成23年4月26日
活動場所:相馬市
目的・活動内容:一般ボランテイア
参加者:計7名
○レポート・所感
・テレビなどの報道と実際の現場とはまるで違っていた。
・ガレキ撤去の活動であったため、被災者の方々とはゆっくりとは話が出来なかった。
・多くの一般ボランテイアの方々と交流(情報交換)が出来た。
・家屋の清掃等、人手が圧倒的に不足している。
《 福島県新地町(行茶活動報告)4月27日 》
報告:宮崎俊輝師(四国曹洞宗青年会)
日時:平成23年4月27日(水)
活動場所:新地町駒ヶ嶺公民館
避難者数(避難所名簿人数、避難者実数)28名 訪問時の実数20名
活動内容:行茶(傾聴ボランティア)
参加者:計8名
島津雄児師、仙井俊明師、伊藤正賢師、里野和敬師、宮本隆弘師、宮崎俊輝師、宮崎英輝師(四国曹青)、
久間全曹青会長
○避難者の具体的ニーズ
・風呂が3日に一度で辛い。子ども達が外で遊びたいと吐露。
○報告・所感
・原発事故による南相馬市よりの避難者が入所。家族が数日前まで福島第一原発で働いていた方も居た。
・避難所生活から先の生活が見えてこないことが、不安要素の大きな要因となっている。
・新居を購入したばかりなのに、原発事故による避難で不条理を感じる。
・避難所を転々とし、今は父親と離れて生活をしている少年が被災時の状況や自分の現況を話してくれた。
・当避難所では、三食自炊で女性が担当している。
・仕切りの中に居る方々には中々声を掛け辛い。
・食べ物も飲み物も甘いものが好まれる。
・子ども達は、避難所での遊び時間、遊び場所、遊び相手が少ないのか、大人への接触要求が強い。
・避難所の男性スタッフから「お坊さんの姿を見ると心が穏やかになるようだ」「子ども達の笑顔が見れて安心した」
・行茶とともに子どもと遊ぶ時間を多く取ったが、私たちが帰る際に泣き出す子も居た。もっと遊ぶ時間を取りたかった。
・被災者の傍に居続ける事が重要だと感じた。
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