2024.03.14
今年も3月11日を迎えました。
東日本大震災の発災より、
13年が経過しました。
全国曹洞宗青年会では、
震災当時に
活動の拠点となった各寺院にて、
慰霊法要を
勤めさせていただきました。
宮城県山元町にて撮影
成林寺様では、3月10日と3月11日に法要を勤めさせていただきました。
3月10日は、全日本仏教⻘年会・全国曹洞宗⻘年会・WFBY世界仏教徒⻘年連盟の共催で、慰霊復興祈願法要を勤めました。現地に参集した僧侶だけでなく、想いを同じくする全国のzoom参加者が見守る中、14時30分より法要を開始し、14時46分に合わせて黙祷が捧げられました。法要の導師は全国曹洞宗青年会会長・田ノ口太悟師、全日本仏教青年会理事長・新井順證師、世界仏教徒青年連盟会長・村山博雅師の3名が努められました。法要の中では、全国から復興祈願の思いを込めて送り届けられた写経用紙を奉納されました。この法要は、ライブ配信も行いました。(アーカイブはこちら)
翌日3月11日も同時刻に慰霊法要が導師・田ノ口太悟師により厳修されました。法要後には静岡県より来られた全曹青第19期会長・松岡広也師がご挨拶され、震災当時の思いや、未来への課題についてお話しいただきました。
今年の自照院様での3月11日の慰霊法要は、僧侶の他に25名の梅花講員の皆さんにもご参加いただき、お経と梅花流詠讃歌を奉詠させていただきました。 導師を務めた山崎秀典副会長は東日本大震災において支援活動の拠点となった、自照院様に対して改めて感謝の意を述べるとともに、能登地震をはじめとする他の大規模災害においても、今後も支援を続けて行く決意を述べられました。
3月11日に龍泉寺様に建立されている「活動の灯」の前で、宮本昌孝副会長導師のもと、岩手県曹洞宗青年会の皆様にも随喜いただき法要を勤めました。
14時頃から講員さんによる詠讃歌奉詠が始まり、龍泉寺ご住職の石ヶ森桂山老師導師により慰霊法要が勤められました。法要後は発災時刻までの暫くの間、石ヶ森老師指導のもと坐禅を行い、14時46分には皆で黙祷を捧げました。
慰霊法要後、石ヶ森老師は「能登地震で被害に遭われた方に思いを寄せると共に、日々感謝を忘れず、ひとつひとつを大事にしていきましょう」とお話しになられました。
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