国際委員会では令和5年11月8日、韓国・曹渓宗の僧侶の皆様との交流会を行いました。この交流会は曹渓宗の皆様より、日本に研修訪問される際に「ぜひ日本の僧侶の皆様とも交流ができれば」と声をかけていただき、実現したものです。
来日されたのは曹渓宗の国際布教団のメンバー10名で、内お一人は事務局の在家の方でした。今回が初めての対面ということで最初は緊張した面持ちでしたが、言葉を交わすうちに少しずつ打ち解けていくことができました。お互いの寺院での活動や仏教文化ついての質問はもちろん、それとは違う笑い話まで、様々な話題が出る交流会となりました。話をしていると、韓国では様々な人がいつでも寺院に来ることができるような「場作り」を積極的に行っていること。茶話会や坐禅会をはじめ、僧侶と直接話ができるような機会を作り「人と人の交流」を非常に大切にされていることがよく分かりました。その中で今回の交流会が実現できたことも大変喜んでくださり、私たちにとってもとても良い機会となりました。
「次回は韓国で」との声もいただきました。今後も交流の輪が広がるよう、このご縁を大切にしていきたいと思います。
また令和6年2月7日(水)に「僧侶の国際活動とは」と題した研修会を行います。今回のような国際交流はもちろん、曹洞宗、全曹青が行ってきた様々な国際活動を紐解き、これからの国際活動を考える、そんな研修会でございます。ぜひこちらもご参加ください。