2022.02.27
令和4年3月11日、東日本大震災発災から11年目を迎えます。
全曹青として歴代、全国の会員とともに途切れることなく行ってきた支援活動。震災の記憶の風化が危ぶまれる中、あの日の記憶と慰霊復興への願いを繋いできました。昨年、一昨年と叶わなかった現地で集っての法要を計画してきましたが、喫緊の全国的な感染状況を鑑み、誠に残念ながら今年も昨年同様オンライン開催といたします。
今できる最大限の想いをもって復興への誓いの場所である「納経塔」において、現地と全国各地の僧侶をZoomにて繋ぎ、東日本大震災慰霊と復興への祈りを捧げるオンライン法要を厳修いたします。また今年度発災した自然災害の物故者供養を併修いたします。その様子はYouTube LIVE配信し現地と世界を繋ぎます。
全国の会員の祈り、また全国より集められた写経用紙に重ねられた祈りを、被災地内外の人々の心に届けるとともに、令和5年には13回忌を迎える震災の、決して失われてはならない記憶を今後に繋いでいきます。
今は現地に行くことができません。ぜひオンライン上に集い、共に祈りと想いを被災地へと届けましょう。
期日:令和4年3月10日(木) 14:30 YouTube LIVE配信開始
全国曹洞宗青年会 YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/zensousei
15:30 終了予定
共催:全日本仏教青年会 全国曹洞宗青年会 WFBY世界仏教徒青年連盟
※現地法要会場【参集不可】:福島県伊達市・成林寺様境内 納経塔前
共催会長と限定された人員にて感染対策を徹底し運営いたします。
※現地法要会場は【参集不可】とさせていただきます。参加者の安全、そして受け入れいただくご寺院様や参列される檀信徒の皆様の安全を第一に考慮した次第です。何卒ご理解賜りますよう、そして当日はぜひご地元から慰霊と復興祈願の祈りを届けていただきますよう、お願い申し上げます。
以上
参考:「納経塔」・「活動の灯」について
「納経塔」は、東日本大震災復興支援活動の一環として、物故者追悼慰霊並びに被災地早期復興祈願の想いを込めて建立された。平成25年3月11日、全日本仏教青年会主催にて開催された追悼慰霊・復興祈願法要・復興イベントにて祭壇に奉納されたのち、全曹青災害復興支援現地本部があった福島県伊達市・成林寺様境内に建立された。
「活動の灯」は、災害を起点に生まれた縁を見つめ直し、そこをスタートに何ができるかを考える場所として、発災当時に支援活動の拠点となった宮城県角田市・自照院様、岩手県山田町・龍泉寺様の境内に建立された記念碑である。
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