Interfaith駅伝2016【2016.02.24更新】

2016.02.24

2016年2月21日に、第5回目となる「京都マラソン2016」が開催されました。。
これに併せ、多くの宗教が協力し、タスキを繋ぐことで平和を願う「InterFaith駅伝2016」も併催されました。
日本開催は3回目となる今回も、昨年と同じく4人×10チーム、合計40人の宗教者が参加。
曹洞宗からは全日本仏教会を通じて全団体中最多の10人が参加し、様ざまな宗教の方がたと共に、平和への祈りを込めて京都市を走りました。
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2月20日、京都市内は生憎の雨模様。
午後2時30分、ホテル本能寺西館内で前日説明会が行われました。
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引き続き、法華宗本門流大本山本能寺の本堂に移動。
世界平和・東日本大震災追悼・大会の無事成功を願う「祈りの時間」を来賓・参加者参列の元行いました。
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午後5時30分からは、再びホテル本能寺西館に戻り、夕食会。
各宗教に配慮された多くの食事がバイキング形式で提供され、
参加者同士、食事をいただきながら交流を深めていました。
宗教・民族・地域の垣根を越えて、理解し合い交流を深めるのも「Interfaith駅伝」の大きな目的のひとつです。
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2月21日、前日からの雨も上がり、時折雲間から日差しが覗くまずまずの天気。
参加ランナーは午前7時にホテル本能寺に集合。
それぞれのスタート地点にバスで移動しました。

第一走者は、西京極総合運動公園からのスタート。
16,000人の一般ランナーの出発を送り出し、Interfaith駅伝ランナーは最後尾からの出発。
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第一走者から第二走者への中継所は、仁和寺前。

第二走者から第三走者への中継所は、京都市営地下鉄烏丸線北山駅近くのノートルダム学院小学校前。
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第三走者から第四走者への中継所は、賀茂川と高野川の合流地点南にある河川敷。
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第四走者が辿り着くゴールは、平安神宮。

Interfaith駅伝も3回目になったこともあり、
沿道の応援される方、また一般ランナーの方がたの中からも駅伝ランナーへの声援があり、
お坊さん、神主さん、牧師さん、ムスリムの方がたが何の為に京都を走っているのか、
既に知っておられて励ましていただいたり、今回を機会に興味を持っていただいた方もおられました。
前日の祈りの時間の中で、ルクセンブルグのInterfaith本部代表のインゴ・ハンケ氏から送られたメッセージが代読され
「(宗教は)偏見と狭量によって荒れてしまった海への架け橋であり、
 それぞれの宗教が、人びとを満たされた人生へ導く為の道である」
という言葉がありました。
Interfaith駅伝に関わった方がた、また京都マラソンに関わられた多くの皆様に
平和への思いが伝わりますよう、お祈り申し上げます。
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