「曹洞宗東日本大震災災害対策本部復興支援室分室」の開所式が行われました。

2013.07.18

平成25年5月30日(木)、「曹洞宗東日本大震災災害対策本部復興支援室分室」(以下、分室)の開所式が行われました。分室が開設されたことにより、5月21日に閉所した全国曹洞宗青年会(以下、全曹青)の災害復興支援現地本部(伊達市成林寺内)の機能は移管されました。

開所式では坂野浩道曹洞宗宗務庁総務部長が導師を務められ、宗務庁総務部・復興支援室関係者、分室職員、全曹青の関係者で開所諷経と東日本大震災物故者供養諷経が分室事務所内で執り行われました。
法要後に坂野総務部長より「まだまだ先の見えない復興に対して、分室の活動が少しでも被災者の支えとなり、心に寄り添うことを祈念します」旨の挨拶があり、分室常勤者へ辞令が伝達されました。
分室のスタッフは次のとおりです。
○常勤(主事)久間泰弘師(第18期全曹青会長/災害復興支援部アドバイザー)
○常勤(書記)佐藤正乗師(前災害復興支援現地本部事務局員)
○常勤(書記)斎藤光輝氏
○非常勤 伊藤和貴師(全曹青庶務/災害復興支援部事務局長)
○非常勤 村木彩子氏
また、全曹青からは内藤宏信師(全曹青庶務)が積極的にお手伝いさせていただきます。

分室は、福島駅東口より徒歩5分の場所に位置し、交通の利便性が良く、職員のデスクスペースとは別にミーティングスペースなども設けられています。
今後、分室と全曹青災害復興支援部は協働体制で、東日本大震災の復興支援活動に取り組んで参ります。
更に、平時と災害発生時の情報共有体制の確立、減災のための各種研修などを通じて災害対応力を高めていきます。
被災地では、震災から2年を機にボランティア活動に携わる団体等が減少している等の報道が散見されますが、今なお災禍の苦しみは続いており、今後とも支援活動を通じ、被災地と向き合い続ける姿勢が求められています。このことから、より多くの方や団体の協力無しでは成り立ちません。被災地での支援活動をお考えの皆様は、是非お気軽にお声掛け・お立ち寄りください。

最後になりましたが、この分室の立ち上げに際しまして、本当に多くの方々のご協力とご支援を頂戴致しました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げるとともに、旧に倍してのご支援とご協力を賜わりますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

分室開所式

分室開所式

◎曹洞宗 東日本大震災 災害対策本部 復興支援室 分室
住所:〒960-8034 福島県福島市置賜町1-29 佐平ビル8階 805号室
電話:024-563-4305   FAX:024-563-4306
携帯:080-8201-1193 Eメール:shien.soto@gmail.com
facebook:曹洞宗復興支援室分室/全曹青災害復興支援部

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