東日本大震災三回忌慰霊法要<宮城県>

2013.04.06

<宮城報告>※全曹青が関与、協力した法要についての報告です。

『東日本大震災物故者三回忌供養 萬灯供養会』併修『亡き人への手紙お焚き上げ』(31日開催)

平成二十五年三月一日(金)午後四時三十分より、宮城県村田町洞昌寺さまに於いて、宮城県曹洞宗青年会(以下、宮曹青)主催のもと厳修されました。宮曹青から会員が四十五名随喜した他、第五教区長老師も随喜。堂内にたくさんの蝋燭を点し、荘厳な雰囲気の中で執り行われた法要に参加した参列者からは「幻想的で感動しました。亡くなった御霊の供養になりました」との感想がありました。この法要の随喜僧が書いた経木塔婆は、法要の最後に本堂前でお焚き上げし、併せて、震災などで大切な方を亡くされた皆さまから寄せられた「亡き人への手紙」もお焚き上げ供養されました。お焚き上げした手紙の灰は、三月十一日に野蒜の海に流され、供養されました。

※参考

http://www.miya-sousei.com/311thirdrep.html

『東日本大震災物故者合同法要』(311日開催)

平成二十五年三月十一日午前、「東日本大震災物故者合同法要」が、宮城県東松島市法昌寺さまにて厳修されました。会場には、震災にてご家族を亡くされた方々が参列し、宮城県をはじめとした全国から随喜の僧侶とともに、法昌寺ご住職を導師に無事修行されました。

法要後、ご住職より『三尺箸の譬え』を題材に法話があり、「私達が置かれている状況は皆同じ。ただ、その状況を極楽にするのも、地獄にするのも、私達自身がどのように行動するによって変わる。本日ご供養させて頂いた方々が生まれ変わる時、もう一度この地元で生まれたい、そう思ってもらえるような地にしましょう」と優しいながらも力強い声で話され、参列された方々は時折涙を浮かべながら、そのお話に聞き入っておられました。

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